kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

美しい音楽

2009年09月30日 | 音楽
雨です。
ハンバートハンバートのCDは、
たくさん、コレクションしましたけれど、
新作の「合奏」は、三曲しか入っていないので、
買うのをためらったのです。
それでも、ネットの評判が気になって、
買ってみると、
本当に素晴らしい。
今日も、「合奏」を聴いていました。
昨今は、このような、
ミニアルバムの形態を、
みんな自然に求めているのでしょう。
確かに、
10曲入っていなくてはいけない、
という理由はどこにもありません。
三曲とも、涙は出ないけれど、
涙が出てきてもおかしくないほど、
美しい曲ばかりです。
来月、中京で行われる、
ハンバートの二回のコンサートには、
「合奏」からの選曲が当然あると思うと、
コンサートも楽しみです。
音楽は、
僕を遠くに連れていってくれます。

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合奏

2009年09月29日 | 生活
労働場の近くに、
喫茶店があります。
そこは、
コーヒーしか出しません。
店は古くて、小さく、
こじんまり、です。
朝、その喫茶店から、
煙がもうもうと立ち、
ドアの隙間から、外にまで、
うすむらさき色の煙を出しています。
誰もが火事だと思い、
「え、あれ火事か?」
と今日も職人が言いました。
僕も当初、火事だと思いました。
でも、それは、
コーヒーを自家焙煎する煙です。
だから、火事だと思ったみんなは、
しばらくすると、香ばしいコーヒーの匂いに、
小さな笑みを返すのが常です。
この、もうもう、とした煙を、
一度見て、嗅いだ人と、
そうでない人とでは、
ぜんぜん、違うと思います。
見て、嗅いだ人は、
きっと少し、幸せ。
それも、朝の出来事ならば、
なおのこと。

お昼休み、ハンバートハンバートの「合奏」という、
アルバムを買いに行きました。
長靴と、タートルアイランドのTシャツ姿で、
「合奏」を籠に入れ、
うきうきしながら、街を自転車で走っていると、
僕は街的ではないのでしょう、
若い警察官と目が合いました。
もう少しで職務質問される雰囲気だったので、
「今から僕は労働に戻らなくてはいけない、時間がない」
と体で発して、自転車を漕ぐと、
若い警察官は追ってはきませんでした。
だって、ほんと、
悪いこと、してないですし。
あれで、目がおよいだらアウトなので、
まっすぐ前を見て行きました。
「合奏」を夜遅く、家で聴くと、
思ったより、何倍も素敵だったので、
買ってよかったな、と思いました。

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水銀灯

2009年09月28日 | 生活
小雨が降っていました。
夜、労働場の付近、
水銀灯のまぶしい光の元、
雨の粒がよく見えました。
雨の粒まで、見るのには、
水銀灯はうってつけの装置です。

僕の部屋は、七階なので、
朝、雨がどれぐらい降っているのかが判りません。
自転車に乗って、労働場に行くとき、
傘が必要な雨の程度か、
小雨程度なのかが知りたい。
小雨なら、帽子だけで大丈夫ですから。
テレビの天気予報と現実とは違います。
だから、朝、
どれぐらい降っているかを知る手がかりは、
車のワイパーが動いているかどうか、
元より、人が傘をさしているかどうか、
を歯を磨きながら、階下を観察するしかないのです。
夜の場合は、
やはり、水銀灯を利用します。
水銀灯を見れば、
雨の強さや、風向きも判ります。

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マーちゃん

2009年09月27日 | 生活
マーちゃんと一年ぶりに会いました。
相変わらず、元気で、
西の窓から吹いてくる、
秋の風に乗せて、
鼻歌は軽快です。
マーちゃんは合唱をやっていて、
いつもなんかかんか、鼻歌をやっています。
おおらかなマーちゃんのまわりには、
たくさんの人が集まってきます。
みんなマーちゃんが大好きで、
マーちゃんが現れると、
途端にみんなが元気になり、
元気じゃない人も、
時間をかけて元気になっていきます。
マーちゃんはみんなの中に必ずある、
見えない花を咲かせては、
みんなを楽にしてくれるのでした。
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アイドリング

2009年09月26日 | 生活
今日も暑い一日でした。
体が、くたー、っとして、
戻ってきた夏日の気温に、
体は順応しようとして、
力を使います。
こんなふうに、
夏日が戻ってくるのは、
温暖化の影響なのでしょうか。
最近は、アイドリングストップが定着してきたのか、
労働場でアイドリングをしているトラックの、運転手に、
エンジンのキーを回して、エンジンを切る仕草をすると、
すぐに、「申し訳ない」という感じで、
切ってくれます。
以前は、「申し訳ない」というふうではありませんでした。
特に運送業では、アイドリングストップは、
定着してきたのだろうと僕は思います。
徹底しているのは、市のバス。

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杉原さん

2009年09月25日 | 生活
また暑さが戻ってきていて、
30度まで気温は上がっています。
扇風機をまた出して、
蚊にさされもしました。
人間の体は、
こういう気温変動に、
対応せねばならず、
みんな本当に大変で、
僕も体調を壊しそうです。

朝、杉原さんと会いました。
杉原さんは、「東に向かう」と、
車の中から手で合図をしました。
杉原さんは、
いつもニコニコしていて、
控えめな人です。
でも、裸で、
森の中を狩に出る男の風貌です。
ニコニコして、
人の話を聞いて、
ご飯のあとに、
バナナをよく食べています。


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夜の緑道の、響き

2009年09月24日 | 生活
南西の方角に、
空き地があり、
草原から、
雀の群が飛び立ったところを、
見ました。
雀の群は、
北西に向かいました。

朝の通勤時、
植えこみに、
彼岸花が咲いています。

夜の帰り道、
ハンバートの歌がイヤホーンから聞こえていて、
その音と混じって、
秋の虫の一斉が鳴り、
響くのを聞いていました。
夏の蝉時雨の如く、
秋の虫の一斉の中、
夜の緑道を、
自転車で、下って行きました。
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オジのラジオ

2009年09月23日 | 生活
朝、労働場に行くと、
オジは時々、
小さなトランジスタラジオを聞いています。
耳。
夜、今日も労働が遅くなり、
オジはラジオを聞いていました。
小さな音で聞いていました。
「子供の時からラジオを聞いている」
とオジは前、言いました。
オジはラジオが好きで、
ラジオもオジが好きでした。
ラジオの言うことに、
オジは耳を向け、目を向けます。
オジのラジオは、
小さくて、軽く、
銀色です。
イヤホーンの黒い線は、
ずいぶん長そうで、
「5メートルぐらいある?」
と聞くと、
「そんなにあるか」と言いました。
オジなら、5メートルぐらい先に、
ラジオを置いて、
線を伸ばして、
聞きそうな感じがしたから。
オジはラジオを聞いていて、
歌に合わせて歌ったり、
政治のニュースの断片を、
僕に伝えます。
夜の中で、
僕はハンバートを口ずさみ、
オジのラジオは、
オジに歌い、話します。
そんなふうにして、
オジと僕は、
西に続く、
夜の灯りの連なりの白銀を、
見ています。


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十字架と時計台

2009年09月22日 | 生活
朝、小さな教会の壁の十字架を見ます。
夜、帰るときは、白く電飾がついて、
暗い中、ぼんやりと十字架は人々の、目につきます。
時計台も、朝、見ます。
ずっと以前から時計台はあって、
人々は時間を見ます。長い針と短い針で。
十字架も時計台も、
静かな景です。

今日は曇っていて、
小雨が降りました。
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少年メリケンサック

2009年09月21日 | 映画
映画「少年メリケンサック」が、
面白いので、
今日、またレンタルで借りてきて、
二度見ました。
何度でも見たいほど、
もう面白くて仕方がありません。
抱腹絶唐ニはこのことです。
朝方、録画しておいた、
「いつか読書する日」という映画を見て、
うーん、面白いのだけれど、
今の僕にはちょっとタイミングが合っていなくて、
「少年メリケンサック」で、
吹っ飛ばした、という感じです。
この映画の笑いのツボは、
宮崎あおい、と、田口トモロヲの二人じゃないか、
と思っていて、
兎にも角にも、
あまり面白いので、
箇所によっては、
DVDを巻き戻して、
大笑いをして見るというふう。
最後の方は、
「タイマーズ」のユーチューブの映像を、
思い出しました。
官九朗さん、きっとタイマーズのこと、
考えて作っているんだろうな、
と思いました。
久しぶりに、
特大級の大笑い映画で、
最高です。

夜、
たくさんの野菜を煮ました。

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岩盤浴

2009年09月20日 | 健康
体が悲鳴をあげているので、
朝から喜多の湯に行きました。
喜多の湯の岩盤浴の話を、
最近、友人から嫌というほど聞かされていて、
行くのなら、岩盤浴もだな、と思っていました。
まずゆっくり湯船につかり、そこでホッとします。
で、
400円で、岩盤浴です。
これがまた癖になりそうなほど、
心地よいです。
砂時計があって、
5分の砂時計でした。
だいたい、
15分ほど横になって、
外に出て、水分補給をするのですけれど、
出ると、顔から汗が凄い。
だいたい、1時間いましたけれど、
最後の15分は、
足の裏からも、汗が出るほどでした。

それからまた湯船に入って、
古式台湾マッサージを70分。
お昼過ぎに帰ってきたのですけれど、
そのまま眠ってしまいました。
夕方、友人からの電話で目が醒め、
夜、ギターを持ってきた彼に、
喜多の湯の話をしたら、
「フルコースだね」と彼は言いました。

岩盤浴は、今回初めての体験で、
疲れている時は、僕には、
かなり効きそうです。


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yes

2009年09月19日 | 生活
疲れすぎていて、
いろんなことがよくわかりません。
海に行きたいと思いました。
この木ぎれを燃やして、
火を見たいと思いました。
海で焚き火の火を見たいと、
そう思いました。

一本の細い柱。

五十円玉、
五円玉、
これ、
二重の輪。

労働が終わって、
オジも僕も、
家に帰りました。
やっと、
二日間、休めます。

夜、友人が遊びに来て、
新しく手にいれた、
ハンバートハンバートの音楽を聴いていました。
「夕焼け」という童謡を、
ハンバートハンバートは歌っていて、
駒澤さんのラップスティールと、
佐野遊穂さんの歌で、
録音されています。
その曲を聴いて、
友人は目を赤くしていました。
それから坂本龍一と爆笑問題のトークビデオを見て笑い、
佐野元春が講義する番組を見ました。
今夜は、ドラゴンアッシュのケンジさん。
佐野元春がドラゴンアッシュの、
「百合の咲く場所で」という歌が、
好きで、
と言っていて、少しうれしくなりました。
僕も「百合の咲く場所で」が好きだから。
佐野元春という人は、
ゲストに質問して、
「オーケー」とか「イエス」と、
英語で相づちを言います。
それが、自然で、
質問も面白く、
この番組で、
佐野元春が断然、好きになりました。

友人からもらった、
ビートニックの映像DVDを、
見かけましたけれど、
腰を据えて、機会を作って、
ちゃんと見ようと思いました。
ギンズバークの言葉が、
日本語の字幕付きで出ていたので、
これは大事な映像だ、
と思ったのです。

フルヤケンジの歌詞は、
韻を踏んでいます。
その踏み方が、
僕はかなり好きです。
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陽。

2009年09月18日 | 生活
陽。
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任侠ヘルパー最終回

2009年09月17日 | 生活
呼吸=宇宙
深呼吸をしていると、
息が宇宙に向かっているような気がしました。
深呼吸は、宇宙を感じます。
たぶん、こういう考え方は、
気功とか、そういうものにあるような気がするのですけれど、
今日は、本当に、
宇宙に向かって、
深呼吸をしている気分になりました。

労働場の数人に、
今日は任侠ヘルパーの最終回だから、
それを見られないような労働状況になったら、
と半分冗談半分本気で、脅したら、
「努力します」と発してくれて、
おかげで、
ドラマ「任侠ヘルパー」の最終回を、
見られました。
最終回だけあって、
視聴者の期待を裏切らず、
二度、泣いてしまい、
二度目は涙で画面がよく見えませんでした。
でも、録画してあるので、大丈夫です。
このドラマの脚本家は誰かはまだ調べていませんけれど、
他の作品も見てみたいと思います。
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抱擁

2009年09月16日 | 生活
通勤時、
信号待ちのとき、
名古屋城、外堀の、
旺盛な緑を見ています。
朝露に葉が濡れていて、
もう朝夕は寒いのに、
緑はまだ枯れることなく、
もりもりと生きています。
今日も夜遅くまで、
ハンバートハンバートを聴いていました。

数ヶ月前、
早朝の街角で、
男女が抱き合っていました。
僕は信号待ちをしながら、
道路の向こう側の男の背中を見ていました。
行く人も、
不思議そうに、
男女を見ています。
抱き合っているというより、
女性が男性に抱きついている、
というか。
それも、
ずいぶん、年齢の高い男女です。
信号が青になり、
そのカップルを見てみると、
女性は目を閉じて、
幸せそうに、安心しきって、
男性に寄っていました。
激しい抱擁というよりは、
穏やかな雰囲気で、
それは、
女性の表情のせいでしょう。
僕はあんなに、
安らいでいる人の顔を、
あまり見たことがありません。
酔っていたのかもしれませんけれど、
その景は、今でもよく覚えていて、
人の美しい景の、
大事なひとつです。


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