旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

モナコの夜、トリノでは冬季オリンピックが行われていた

2020-10-28 07:44:15 | フランス
2006年南フランスの旅より
モナコ公国に泊まった夜、テレビをつけると

隣の国イタリアのトリノでオリンピックが開催されていた。
「誰も寝てはならぬ」にのせた演技で荒川静香が優勝したのを到着したばかりのホテルの一室で見ていた

モンテ・カルロのホテル・ドゥ・パリは指折りの高級ホテル

右側がホテル↑左は有名なカジノ

アメニティも

置いてあるチョコレートもおしゃれ


翌朝

丘=モンテの上に、モナコ公爵シャルル(カルロ)三世が建設した新興地区。
新興地区といっても1856年だから、もう百七十年近くになる。

いちばんの目玉は↑このカジノ。
パリのオペラ座と同じく当時若手のシャルル・ガルニエが担当した。
中世のなごりで独立を保った小国モナコは財政問題を解決すべくカジノを許可したのだった。

モナコの切手も有名ではあるが、カジノの収入には及ばない。
あ、グレース・ケリーの切手だ↑
カンヌ映画祭で若き公爵レニエ三世に見初められて結婚

この聖ニコラ大聖堂で式を挙げた。

今はここで眠っている。

次女を乗せて運転している時に車ごと崖から落ちたのだが、ほんとうに彼女が運転していたのか、疑問ものこされているのだそうだ。
レニエ三世はその後も長生きし、我々が訪れた前年2005年に没した。

彼の墓も近くにある。

モナコ公爵宮殿のある丘からはイタリアまで見晴らせる。

我々のホテルのあるモンテ・カルロとはちがい、こちらは中世以来の路地ものこされている地区。

小国ながら、現代まで様々な歴史に彩られた国である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする