標高2100mを超えるブライスキャニオン入口のホテル「ルビーズ・イン」では、朝フロントグラスが凍っていた。夜明けの気温は零下であったそうな。朝8時、すっきりした青空の下出発
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まずはブライスキャニオンのハイライト地区を見晴らせるブライスポイントへ
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この場所に住み着いたはじめての白人、モルモン教徒の大工ブライス夫妻
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彼らは1880年にはこの地を離れてアリゾナへ移動したが、この場所はずっとその名前で呼ばれ続けている。
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インスピレーションポイントへ移動。角度を変えると色も雰囲気もへんかしてゆく。
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再び車で移動するとシカが何頭も道路をよこぎった
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サンセットポイント到着
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通常のツアーだと写真を撮るだけだが、せっかくだから少し谷へ下りてみよう。それだけで景色はがらりと変わる
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ナバホ・トレイルという二キロ強のループの道があるのだが、半分が崖崩れでとおれないらしい。先週の雪か雨が影響しているのだろう。
半分のナバホ・トレイルを往復することにする
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往路はずっと急な下りで、復路はずっと急な登りになる。茂みの中を生き物がささっと走る。トカゲかと思ったらスリムなリスちゃんでした
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こんな谷の底からでも健気に太陽を求めて延びる木々
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トレイルのいちばん低い地点まで到着。こちらから上がる道がクローズの表示になっている
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気にせずに上がっていく欧米人は多かったけれど。
あ、また食べてる
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そんなに詰め込んじゃいけません(笑)
同じ道をサンセットポイントまであがっていくのだけれど、景色は全然飽きません
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右の突き出した金槌のようなものを「雷神のハンマー」と呼んでおります
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ビジターセンターに寄って、この地の赤土で染めたT-シャツを買う。
その後、レッドキャニオンでも写真ストップ。ここもいちどちゃんと歩くチャンスをつくってみたいと思っておりますが、まだ果たしておりません。この二つの岩は「ソルト&ペッパー」テーブルの上にあるやつをイメージして
89号線を南下して西部劇の街カナブ
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すぐ南にてアリゾナ州へ入る。何か所も道路工事をしていて待たされました
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89号線は、一度標高1200mほどまで下がるが、再び2000mまで上がって、松林の中のジェイコブ・レイクというロッジへ到着。昼食とした
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サマータイムを導入しているユタから、導入していないアリゾナへ入ったので時計を一時間戻す。日本との時差は16時間となった。
食事のメニューはどうしても無難なバーガーを選んでしまう。この写真はお店の人お勧めのチキンとクランベリーのバーガー
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アリゾナ時間で午後二時半をまわる。89号線はどんどん標高を下げて、コロラド川がひらいた広大な平地がひらけてきた。向こうに赤い岩肌が見えて、そのスケールはなんとも表現しがたいものだ。
グランド・ステアケイス(大階段)と表現される。もともとはあの上の高さまであった土地をコロラド川が削って出来た段差。
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地面の遠くに割れ目が見えて、その下に現在のコロラド川が流れている。橋からずいぶん下に緑色の水面がみえた
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岩山から転がり落ちてきた石がこんな形で残っている。下にいるのは小松です。
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車から出てみると、昼食を食べた森林とはうってかわり灼熱の砂漠という雰囲気。手元の温度計では28℃にもなっていた。
いわゆるグランドキャニオンはこのあたりからはじまる。グレンキャニオンダムのすぐ下がそのスタート地点。リースフェリーという場所。ここは唯一車でコロラド川のそばまでいける地点なのだそうだ。
小学校高学年ぐらいの子供たちが一泊二日のリバー・ディスカバリーというツアーに出発するところ
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有名な「リバー・ランナー」もここから出発する。
カヌーにワンちゃんがのってます
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リースフェリーから今晩泊まるページの街へ向かう。現在グランド・ステアケイスを切りとおしてつくった道が崩れて閉鎖されているので、GAPの集落まで南下してそこから再び北上する道をゆく
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ページはグレンキャニオン・ダムのおかげで出現したパウエル湖へのリゾート基地である。
夕食は買い出しにて
明日はアンテロープキャニオンなどを見学してからモニュメント・ヴァレーへ向かいます。