旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

トレドの路地へ

2012-03-16 10:12:50 | スペイン
午前中トレド観光、午後、マドリッドへもどりスペインとしては異常に早い19時夕食。その後、レイナ・ソフィア美術館の「ゲルニカ」を見るというスケジュールがあったためであります。

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トレドの街をとりまくタホ川にかかる古い橋、アルカンタラ。この名前はそのまま「橋」を意味するアラビア語からきている。
いつもバスから見るだけのこの橋だが、はじめてトレドへやってきた二十年前にはてくてく歩いて渡ったことを覚えている。マドリッドから電車でやってきて、トレドの街まで行きはバスをつかったのだが、帰りは歩いてみようということになって、この橋を渡り、駅へむかったのだった。
二十年以上前に、学生たちと一緒だったっけ。今ではとても歩く気にならない距離であります。

城壁外から旧市街へ入るのに、今ではエスカレーターが設置されている。この写真のものは近年設置された二箇所目のもの。便利になりました。

上がっていくと、すぐにソコドベール広場。トレドの中心の広場でこの名前もまたアラビア語の「市場」という言葉からきている。しかし、アラビア語圏で「ソコドベール」と言っても通じない。アラビア語で市場は「スーク」。やっぱり言葉は地元化していくものだ。
この広場から駅へのバスも往復している。

路地を歩いていくとむこうに大聖堂の塔が見えてきた。そこらじゅうが路地になっているので、道を知らない外からの車がはいってくると立ち往生必至。
この写真の白い車もにっちもさっちもいかなくなっておりました。しばらく待っていたが、我々は彼らが事態を解決するまでまってはいられないので横をすり抜けます。
さらに、路地へはいっていくと、その上に丸いクーポラが見えていた。

何度も歩いている道だけれど、このクーポラが教会なのかなんなのか?未だに知らないでおります。

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ヘルシンキ乗継でマドリッドへ

2012-03-14 12:54:05 | スペイン
ヘルシンキは日本から十時間と最短のヨーロッパなので、今回もスペインへいくのにフィンエアが有効だ。ただ、心配なのはヘルシンキ空港で乗継時の混雑。昨年スイスへ行く時、大阪からのメンバーとヘルシンキで待ち合わせしていたのだが、乗り継ぎ便の時間が迫るにもかかわらず、入国手続きが遅々として進まなかった。
今回もそれを心配していたのだが、フィンランド航空もそのあたりだいぶ学習したらしく、入国エリアで日本人をみつけると「どこへ乗継ですか?」と日本人スタッフが尋ねてくれる。やっぱりここで乗り遅れてしまわれては、いくら乗継便利をフィンエアが強調しても無理がありましょうから。

ヘルシンキ⇒マドリッドは三時間強。この時間のフライトなら、ヨーロッパ内のフライトでもこんな軽食は出る。

20:30マドリッド到着。外気温12度とアナウンスがある。夜でこの気温なら昼はけっこう暑くなるかもしれない。
イベリア半島はやはり早く春が、いや時には三月末でも夏の様な陽射がやってきたりする。
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