旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

マントン~コクトーの壁画がある「結婚の間」とレモン祭

2020-10-26 22:10:17 | フランス
2006年南フランスの旅より
マントン市庁舎の「結婚の間」

ジャン・コクトーの線は個性的で、ピカソのそれとおなじようにひと目でわかる

「結婚の間」の正面に画かれているのは誰?
それは、横の壁に画かれたこの絵をみればわかる↓

↑矢で射られるケンタウロスたち↑
そうか、ギリシャ神話に出てくるペイリトゥス(テセウスの友人)とヒッポダメイアの結婚式だ。
酒に酔ったケンタウロス族たちが花嫁と女性たちを誘拐しようとしたので成敗されてしまう話。
結婚の間にあえてこの絵を選ぶとは、コクトーは何を言いたかったのかしらん。
※フランス語のサイトでこの部屋の画像をもっとごらんいただけます
**
2月でも南仏マントンは春がはじまって「レモン祭り」が開催される。

1928年にはじまった。

圧倒的な量のレモンとオレンジでつくられたオブジェたち
それぞれテーマがある。これはブラジル。

リオにある「キリスト・レイ」の像か。


↓こちらはヴェネチアですね



マントン市は紋章にもレモンの木









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする