☆ 読売新聞の記事から
2月16日くらし欄の記事に、ある化粧品会社では50歳代後半から
60歳代にかけての新しい化粧品を発売したと紹介されていた。
「60歳代と言えば、かっては第一線を退くイメージもあった。しかし
今の60歳代は活動的で、美しくあり続けたいという女性としても“現役感“
も強く持っている」のだそうだ。この年齢にして「美の現役」などと、それ
ほどおこがましい気持ちを持っている人は、多分あまりいないが、この言葉は
高年齢の女性に勇気や、やる気を与えてくれるエールかもしれない。
何故なら90歳近くなっても、まだ美しい女性をわたしは知っているからだ。
自分より年齢が高い人がきれいだと、「まだわたしも大丈夫だ」と、安心し
希望がもてるから。わたしもそんな意味で、人生の後輩に希望を与える存在に
なりたいと、いろいろと努力している。
「もう今更おしゃれしても仕方がない」と思う人と「できるだけいつまでも
美しくいたい」と意識する人とでは、その落差は大変大きく、それは見た目に
すぐに現れる。もしもそのまま自然体でいたら、シミやシワやたるみが増えるし
白髪になるし、バーさんになるのはしごく簡単だ。
いくら歳をとっても、妖怪のような、干物のような、トドのような、雑巾の
ように見苦しくなりたくないと、わたしは絶えず思っている。
「ファンデーションが、しわの中に入って」という現実を、どうすれば
良いか、目がどうすればパッチリ見えるか、崩れたフェイスラインをシャープ
に見えるかなどなど……男性には理解できないでしょうが、わたし達高齢女性
は人知れず苦労している。顔立ちに関わらず、「齢はかなりいっているけど、素敵
だな」と感じられる女性は、決して自然体ではなく、実はいじらしいほど努力
しているはず。また、メーキャップも、時代とともにどんどん変化し、昔風の
唇が真っ赤で、目の上が真っ青なのはもう古い。
だから「お年寄りメーク」にならないため、化粧品店へ時折通ってその方法を
教えてもらったり、その流行のノウハウを学んだりする必要があると思う。
それなりの苦労もあるけど、でも男性に比べたら、いろいろなファッションも
楽しめるし、お化粧も案外楽しいし、高齢になった今でもわたしは女性に生まれて
本当によかったとホンネで思っている。
2月16日くらし欄の記事に、ある化粧品会社では50歳代後半から
60歳代にかけての新しい化粧品を発売したと紹介されていた。
「60歳代と言えば、かっては第一線を退くイメージもあった。しかし
今の60歳代は活動的で、美しくあり続けたいという女性としても“現役感“
も強く持っている」のだそうだ。この年齢にして「美の現役」などと、それ
ほどおこがましい気持ちを持っている人は、多分あまりいないが、この言葉は
高年齢の女性に勇気や、やる気を与えてくれるエールかもしれない。
何故なら90歳近くなっても、まだ美しい女性をわたしは知っているからだ。
自分より年齢が高い人がきれいだと、「まだわたしも大丈夫だ」と、安心し
希望がもてるから。わたしもそんな意味で、人生の後輩に希望を与える存在に
なりたいと、いろいろと努力している。
「もう今更おしゃれしても仕方がない」と思う人と「できるだけいつまでも
美しくいたい」と意識する人とでは、その落差は大変大きく、それは見た目に
すぐに現れる。もしもそのまま自然体でいたら、シミやシワやたるみが増えるし
白髪になるし、バーさんになるのはしごく簡単だ。
いくら歳をとっても、妖怪のような、干物のような、トドのような、雑巾の
ように見苦しくなりたくないと、わたしは絶えず思っている。
「ファンデーションが、しわの中に入って」という現実を、どうすれば
良いか、目がどうすればパッチリ見えるか、崩れたフェイスラインをシャープ
に見えるかなどなど……男性には理解できないでしょうが、わたし達高齢女性
は人知れず苦労している。顔立ちに関わらず、「齢はかなりいっているけど、素敵
だな」と感じられる女性は、決して自然体ではなく、実はいじらしいほど努力
しているはず。また、メーキャップも、時代とともにどんどん変化し、昔風の
唇が真っ赤で、目の上が真っ青なのはもう古い。
だから「お年寄りメーク」にならないため、化粧品店へ時折通ってその方法を
教えてもらったり、その流行のノウハウを学んだりする必要があると思う。
それなりの苦労もあるけど、でも男性に比べたら、いろいろなファッションも
楽しめるし、お化粧も案外楽しいし、高齢になった今でもわたしは女性に生まれて
本当によかったとホンネで思っている。