毎度毎度色々やらかしてくれるテレビ番組「10万円でできるかな」の宝くじ企画が放送されました。
今回は、先日当せん番号が発表されたサマージャンボ宝くじを購入するのですが、なぜかジャンボミニを買わずに、ナンバーズ4を買いました。番組中にはさんざん「大当たりが出た」という煽りがありました。合計100万円分購入したということです。
まずはジャンボ宝くじの確認ですが、過去のジャンボ宝くじの回でも、「自称」宝くじ評論家が出てきて、強い番号等を教えて、その番号を多めに買うようなことをしていたのに、今回は一切なし。結果、1万円以上の当たりはゼロで、あっという間にジャンボ宝くじのチェックが終わってしまいました。
続いて、ナンバーズ4ですが、こちらでは宝くじ雑誌の編集長が出てきて、2つの必勝理論を伝授しました。
1つめ。連続数字理論。「12」「56」など連続した数字が過去100回中約60%の出現率で出ている(8月17日現在)
番組中の出演者のコメントを聞くと、例えば「43」も連続数字と言えるようです。このような数字が出る確率は44.6%で、それが6割出現なら多少多い方に偏っていると言えます。とはいえ、「約60%」は55%~64%まで幅があるので、一応数えてみたのですが、何と100回中43回しか出現していません(8月17日分から、遡って100回分を確認)。どういうことでしょうか?
もしかして「09」「90」も連続数字とみなしているのかとも思いましたが、これも数えてみると8回(別に連続数字があるケースを除く)しかなく、合計で51回ですから、「約60%」にはなりません。これはオカルトがどうこう以前に、完全にアウトの事案です。
(追記)連続数字と言うくらいなので、当然隣同士の桁のことだろうと思っていたのですが、まさか離れていてもいいという意味でしょうか。つまり「5638」「9437」みたいな数字の他「1628」でも、1と2の連続した数字があるから有効ということでしょうか?一応、このルールで数えてみると、出現率は62%となり、「約60%」ということになります。ただ、このルールの場合の理論値は66.3%になるので、ほぼ理論値通り(というか理論値以下)ということになるため、全く理論になっていませんが。
2つめ。ダブル理論。「4415」「8277」など同じ数字が2つ以上出ていること。出現率(過去100回)は45%。ダブルの数字は離れていても良い(例:4074)。また、トリプル、4つ揃いでも1回とカウントする(例0700)。
ダブルを含む数字の出現率は、逆にダブルを含まないパターンを数えると、10×9×8×7=5040通りですから、それを除いた4960通りはダブルを含む数字ということです。すなわち、出現率49.6%ですから、出現率45%では理論値さえ下回っています。
普通、こういう理論が出た場合、理論値と比較してどうかということを考えると思うのですが、この番組のスタッフは誰もそんなこと考えない無能の集まりなのでしょうか。それとも、「自称」専門家が言ったことだから自分たちには責任はないということでしょうか。
そして、散々大当たりを煽った挙句、結果は当せん金14000円のセットボックスがいくつか出ただけ。全部で100万円買ってるのに、これのどこが大当たりなんでしょうか。
最近、旧統一教会問題でテレビに引っ張りだこの紀藤弁護士が、フジテレビの心霊番組に文句を言っていました。さすがにそこまでは言い過ぎではないかという気もしますが、こんなオカルトまみれの内容の番組を、東京のキー局が平気で流す現状を見ると、何らかの規制なりペナルティを与えた方がいいのではないかという気もします。紀藤弁護士によると、スピリチュアルがブームになったころに、統一教会等の新興宗教にのめりこむ人が増えたらしいです。つまり、霊感商法や多額の献金などの被害は、テレビをはじめとするマスコミの影響も大きかったということです。また、政府自民党の議員には、20年前の雑誌インタビューでもつるし上げるくせに、マスコミが旧統一教会の関連団体の活動を報道したことに関しては「気づかなかった」で終了ですから、もうお話になりません。
この番組に出演しているサンドウィッチマンは、非常に高い好感度を誇る芸人で、漫才は私も面白いと思いますが、過去の今夜もドル箱の件(他の仕事が忙しかったせいか、全くやる気を感じられなかった)や、ヤラセの疑いが濃厚なバスサンドも含め、どうも好きになれません。
今回は、先日当せん番号が発表されたサマージャンボ宝くじを購入するのですが、なぜかジャンボミニを買わずに、ナンバーズ4を買いました。番組中にはさんざん「大当たりが出た」という煽りがありました。合計100万円分購入したということです。
まずはジャンボ宝くじの確認ですが、過去のジャンボ宝くじの回でも、「自称」宝くじ評論家が出てきて、強い番号等を教えて、その番号を多めに買うようなことをしていたのに、今回は一切なし。結果、1万円以上の当たりはゼロで、あっという間にジャンボ宝くじのチェックが終わってしまいました。
続いて、ナンバーズ4ですが、こちらでは宝くじ雑誌の編集長が出てきて、2つの必勝理論を伝授しました。
1つめ。連続数字理論。「12」「56」など連続した数字が過去100回中約60%の出現率で出ている(8月17日現在)
番組中の出演者のコメントを聞くと、例えば「43」も連続数字と言えるようです。このような数字が出る確率は44.6%で、それが6割出現なら多少多い方に偏っていると言えます。とはいえ、「約60%」は55%~64%まで幅があるので、一応数えてみたのですが、何と100回中43回しか出現していません(8月17日分から、遡って100回分を確認)。どういうことでしょうか?
もしかして「09」「90」も連続数字とみなしているのかとも思いましたが、これも数えてみると8回(別に連続数字があるケースを除く)しかなく、合計で51回ですから、「約60%」にはなりません。これはオカルトがどうこう以前に、完全にアウトの事案です。
(追記)連続数字と言うくらいなので、当然隣同士の桁のことだろうと思っていたのですが、まさか離れていてもいいという意味でしょうか。つまり「5638」「9437」みたいな数字の他「1628」でも、1と2の連続した数字があるから有効ということでしょうか?一応、このルールで数えてみると、出現率は62%となり、「約60%」ということになります。ただ、このルールの場合の理論値は66.3%になるので、ほぼ理論値通り(というか理論値以下)ということになるため、全く理論になっていませんが。
2つめ。ダブル理論。「4415」「8277」など同じ数字が2つ以上出ていること。出現率(過去100回)は45%。ダブルの数字は離れていても良い(例:4074)。また、トリプル、4つ揃いでも1回とカウントする(例0700)。
ダブルを含む数字の出現率は、逆にダブルを含まないパターンを数えると、10×9×8×7=5040通りですから、それを除いた4960通りはダブルを含む数字ということです。すなわち、出現率49.6%ですから、出現率45%では理論値さえ下回っています。
普通、こういう理論が出た場合、理論値と比較してどうかということを考えると思うのですが、この番組のスタッフは誰もそんなこと考えない無能の集まりなのでしょうか。それとも、「自称」専門家が言ったことだから自分たちには責任はないということでしょうか。
そして、散々大当たりを煽った挙句、結果は当せん金14000円のセットボックスがいくつか出ただけ。全部で100万円買ってるのに、これのどこが大当たりなんでしょうか。
最近、旧統一教会問題でテレビに引っ張りだこの紀藤弁護士が、フジテレビの心霊番組に文句を言っていました。さすがにそこまでは言い過ぎではないかという気もしますが、こんなオカルトまみれの内容の番組を、東京のキー局が平気で流す現状を見ると、何らかの規制なりペナルティを与えた方がいいのではないかという気もします。紀藤弁護士によると、スピリチュアルがブームになったころに、統一教会等の新興宗教にのめりこむ人が増えたらしいです。つまり、霊感商法や多額の献金などの被害は、テレビをはじめとするマスコミの影響も大きかったということです。また、政府自民党の議員には、20年前の雑誌インタビューでもつるし上げるくせに、マスコミが旧統一教会の関連団体の活動を報道したことに関しては「気づかなかった」で終了ですから、もうお話になりません。
この番組に出演しているサンドウィッチマンは、非常に高い好感度を誇る芸人で、漫才は私も面白いと思いますが、過去の今夜もドル箱の件(他の仕事が忙しかったせいか、全くやる気を感じられなかった)や、ヤラセの疑いが濃厚なバスサンドも含め、どうも好きになれません。