【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

LONDONオリンピック・メダリスト凱旋パレード

2012-08-22 00:09:03 | スポーツ/登山/将棋
             

 昨日は、銀座でオリンピックのメダリストの凱旋パレードが、午前11時から20分間ほどあった。パレード前からのTV放送、そしてパレードの最中、パレードのあとのワイドショー、ニュース、スポーツニュースと一日中、この映像が放映された。


 この試みは急に決まったようである。2020年の夏季オリンピックに東京が立候補しているが、選考基準のなかに市民の支持率があり、東京はその率が低く、JOCも東京都もやっきになっていた。パレードは、オリンピック人気を確実に掘り起こし、盛り上げるチャンスになる。そうふんだのだろう。かくして、初めての試みは、実行に移された。(この予算はどこからでたのかと、年齢のいったわたしなどはすぐに反応してしまう)。

 この日は朝から暑かった。炎天下の11時ちょうどに、パレードは始まった。先頭を走るオープンカーに開会式の入場行進で旗手だった吉田選手(レスリングの金メダリスト)と、主将をつとめた村上選手(やり投げ)。後続の5台のバスに選手たち。懐かしい顔がみな見えたた、三宅選手(重量挙げ)、なでしこジャパンの選手たち、の北島選手(水泳)、内村選手(体操男子総合金メダル)、福原選手、石川選手(卓球)、木村選手(バレーボール)、太田選手(フェンシンク)、ひときわ大きい、室伏選手(ハンマー投げ)・・・・。みな、いい顔だ。

 沿道の観客が凄い数になっている。そこには50万人がいたという。ビルディングの窓から手をふったり、プラカードを示したりしている人がたくさん。歓喜と声援。なかには、朝5時ころから場所を確保していた人、前日から近くのホテルに泊まっていた人がいた。茨城、仙台からかけつけた人もいた。みな思い思いに生活を融通させてかけつけていた。

 この企画はよかったと思う。何よりも選手にとって。オリンピックで活躍して、帰ってきた選手に「みんな応援したいたよ」と声をかけても、彼らにはなかなかその実感がわかないのではないだろうか。「TVの視聴率がものすごくはねあがっていたよ」と告げても、何かしらピンとこないのではなかろうか? 50万人が歓喜の拍手を目の前でしてくれれば、実感できる。この実感は大切だ。選手は身体能力で競技を勝ちえた人、そのために厳しい練習をしてきた人であるから、実感、体感はなによりうれしいにちがいなく、次の自信になると思う。

 わたしは実は当初、パレードを観に行こうとおもったひとりである。自宅から無理な距離ではない(1時間ほど)。活躍したあの選手たちをまとめて全員、見ることができる。
 ネットで調べると、10万人くらいの観客になりそうだと書かれていた。迷いに迷ったが、結果として、あきらめた。残念ではあるが、暑さと待ち時間、場所の確保などを考えると、年齢的に最後の気力がでなかった。
あの混みようでは、ふらっと出かけても、パレードを観ることはできなかっただろう。

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