相撲人気が回復しつつあります。チケットはなかなかとれません。
この文庫は、大相撲についての見方、そして背景にある広い意味での文化を伝えてくれる面白い本です。
認識を新たにしたのは、相撲は相互のバランスの崩しあい、の競技だということです。だから、相手にバランスを崩されないように、四股を踏んで足腰を鍛えることが重要なのです。格闘技にはいろいろありますが、相撲の特徴がここにあるというのは、合点しました。そういうことを書いたり、言っている人は、あまりありません。言われてみれば、まさにそのとおりとうなずけます。
目次を記します。
1章:ハッキヨイ!のこった!「取組」はココに注目する
2章:土俵入り、塩まき、仕切り・・・「パフォーマンス」の謎が解ける
3章:古いが意外に合理的?! この「仕組み」が大相撲を支える
4章:入門から昇進、定年まで・・・これぞ「力士の一生」
5章:角界入りでどれほど稼げる?! その「フトコロ事情」とは
6章:行司、呼び出し、床山・・・「裏方さん」の素顔を知る
7章:親方や関取りに聞けない ちょっときわどい「大疑問」
8章:今も語り継がれる時代を彩った「10の名勝負」
勝ち力士は、土俵をまわる懸賞でいったいいくらもらえるのか?
力士の給料はどれくらいなのか?
番付は誰がどのように書くのか?
土俵上で力士がまく塩はどれぐらいの量なのか?
7勝7敗の力士が千秋楽に勝つ率はなぜ高いのか?
大銀杏を結うのにはどれくらい時間がかかるのか?
いろいろな疑問に最前線の資料で、答えています。
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