国技館に座布団が舞いました(場内放送で、何度も投げないように注意があったのですが)。結びの一番、関脇の勢が4連勝中の鶴竜を向正面、土俵際で鶴竜が出てくるところを小手投げでほふりました。興奮さめやらぬ中、聡ノ富士が堂々の弓取り。観衆は、「よいしょ」の掛け声に、いつも以上の力が入りました。
久しぶりに国技館に行きました。秋葉原から総武線で隅田川をわたると、もう相撲情緒が香り始めます。両国で下車、まっすぐ力士幟が翻るなか国技館へ。今回は土俵のすぐ近く、正面のたまり席での観戦です。
3時ころ、十両の取り組みから見ました。土俵に近いので、力士の髪結に使うびんつけ油の匂いがうっすらとします。十両では小兵の宇良、石浦に声援が飛んでいました。
呼び出し、行事には美声の人が多いです。よくとおる声で、四股名を呼びあげます。熱戦が多く、力の入った取り組みを堪能しました。横綱白鵬、日馬富士は盤石の勝ち名乗りでした。
今場所は、毎場所、前半で星をおとしがちな稀勢の里、豪栄道が安定した強みを発揮して勝ち進んでいます。後半戦が、楽しみです。
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