【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

リオデジャネイロ・オリンピック雑感

2016-08-20 11:51:35 | スポーツ/登山/将棋

 リオデジャネイロ五輪が真っ盛りです。日本の選手の活躍が光っています。

 感じたことは、あきらめない粘り強さが選手のなかにあることです。以前は、窮地にたつと日本の選手は、やっぱりダメか、といったことが多かったのですが、今回は違います。

 重量挙げの三宅宏美選手がそうでした。スナッチで2回失敗し、最後の3回目。これに失敗すると失格です。試合前から腰痛があったと聞いていたので、もう無理か、と思って聞いていましたが(深夜だったのでラジオで)、見事に成功。そのあとジャークでも銅メダル狙いの107キロを持ち上げました。すごい。たくましさを感じました。
      

 男子体操は予選でミスが続き、最強といわれた日本選手らしからぬ成績でした。そのため、決勝ではやや苦手のあん馬からスタート。山室選手が落下し、もうだめかと思わせました。ところが跳馬、床で挽回し、最後に内村選手が鉄棒で高得点をたたきだし、逆転優勝の金メダル。見事でした。あきらめない強い心を感じさせました。

     

 まだまだ、あります。男子柔道、女子レスリング(伊調選手:金メダル)、男子テニス(錦織選手:銅メダル)でも、それを感じさせました。男子柔道では、ロンドンの汚名挽回もさることながら、準決勝で敗退し、銅メダルを争う試合で勝ち、そこ力をみせてくれました。金メダルに届かずともあきらめず、気持ちを切り替えて、銅メダルをとったのには感心しました。

     

 ただ、ひとつだけ苦言を呈しますと、メディアの競技の紹介の仕方に問題があります。ほとんど日本選手しか映さない競技があります。
 体操やシンクロナイズドスイミングはその最たるもので、日本選手がメダルをとったその競技で、外国の誰がどのような演技をしたのかわからないものがありました。
 柔道、レスリングなどもその傾向がありました。
 その対極で、日本選手の同じ映像が何度もしつこく繰り返されます。

 報道の仕方がドメスティックになっています。


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