きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

続続 性別なくても大丈夫~♪① 新井祥 結婚宣言

2022-05-31 07:09:15 | 政治・社会問題について
続続 性別なくても大丈夫~♪① 新井祥 結婚宣言
「コロナ禍」は自分の人生に大きな影響を与えた。明日かかるともしれない日々の生活の中で、感染症から身を守るように衛生観念が上がったりもあるが、一番大きく変化したのは自分の「結婚感」。
若い頃に一度男性と結婚をし、ホルモン変化で外見の男性化が著しくなった頃に離婚。人の気持ちなんて外の皮一枚で移ろうものなんだなあと痛感し、男女とも真剣につきあうのが面倒になってしまっていたのに―。
もしも明日死んだとしたら、心残りなものはローンに猫に、たくさんあるけど、その諸々の中でトップを選べと言われたら、同居人である漫画家のうさきこう君との間柄の不明確さについてだろう。




ゲイのこう君とお互いにパートナーだと認識しあってから数年。戸籍は男女だから結婚しようと思えばできる間柄ではあるが、世間や親族がそれを認めるだろうか?
中性と結婚宣言なんてしたら、こう君がゲイや“BL好き女子”の界隈から「お前はゲイじゃない」「裏切り者め」などと言われて、爪はじきにあうんじゃないだろうか?そんな不安を払拭できず、結婚のことは考えないようにしていた。しかし、コロナの世界感染者数が桁違いに増えた2020年、「明日死ぬかもわからないこの時代に、世間の狭量な奴らのことなぞ知るかボケ!」。突如そう思うようになり、結婚届を片手にプロポーズしたのだった。
こう君が嫌なら引っ込めるつもりでいたけど、思いのほか喜んで「この日を待ってました」と感涙してくれたので、残る人生ふたりで生きていこうと誓ったのだった。
もっとも同居して二人三脚で暮らしてきたので、さしたる違いは出なかったけどね。
(エッセー漫画家)(金曜掲載)

「しんぶん赤旗」日刊紙 2022年5月6日付掲載


ゲイのこう君とお互いにパートナーだと認識しあってから数年。戸籍は男女だから結婚しようと思えばできる間柄ではあるが、世間や親族がそれを認めるだろうか?
中性と結婚宣言なんてしたら…。
こう君が嫌なら引っ込めるつもりでいたけど、思いのほか喜んで「この日を待ってました」と感涙してくれたので、残る人生ふたりで生きていこうと誓った。
「性自認」「性の多様性」ってことなので、結婚宣言。べつに気にすることはないのではないでしょうか。

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