黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『ゴーストハント 7 扉を開けて』小野不由美(メディアファクトリー)

2012-07-11 | 読了本(小説、エッセイ等)
負傷者が続出した能登での一件から半月。
依頼人の好意に甘え、養生していたSPRの一行は、ナルが自主的に退院を切り出したことから、帰路へついた。
ところが途中で道に迷い、辿り着いたのは、とあるダム湖畔のキャンプ場。
しかしそこに降り立ち、「やっと、見つけた」と呟いたナルは、皆に帰るようにいい、自分も戻り次第、オフィスを閉鎖すると爆弾発言。
納得できない他の面々は、バンガローを借りて、彼とともに無理矢理居座ることに。
ダイバーを依頼し、ダム湖に沈む何かを探す様子であるらしいナル。やがて、それは彼がずっと探していたらしい兄の遺体であると知らされる。
そんな中、町の町長と助役が、幽霊が出るという廃校の小学校の調査を依頼にやってきた。
捜索を待つ手持ち無沙汰にと、その依頼を受けたナルだったが、調査に赴いた一行は、その学校に閉じ込められるはめに……

シリーズ第7弾。『悪霊だってヘイキ!』のリライト版で、一応最終巻。
ナルの正体もいよいよ明らかに(笑)。
『悪夢の棲む家』と続編も是非刊行希望!

<12/7/11>