仮 定 さ れ た 有 機 交 流 電 燈

歴史・文化・環境をめぐる学術的話題から、映画やゲームについての無節操な評論まで、心象スケッチを連ねてゆきます。

文化財レスキュー関連「牡鹿半島のくらし展 in 仙台 ―再生・被災文化財―」

2014-01-08 05:11:29 | ※ 告知/参加予定
文化財レスキューでお世話になった東北学院の加藤幸治さんから、暮れに下記のようなメールが来ていました。レスキューした文化財の特別展示です。できればぼくも行きたいな、と思っています。皆さまもどうぞ、お運びを。

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みなさま

東北学院大学の加藤幸治です。
今日は現在準備中の展覧会について、ご案内をさせていただきたく、メールをさしあげました。

新年1月10日(土)~13日(月・祝)、被災文化財を陳列して聞書きを行う「牡鹿半島のくらし展in仙台」をせんだいメディアテークにて開催いたします。昨年度に続いて2回目の開催となります。
今回は、東北学院大学が文化財レスキューを担当している鮎川収蔵庫の一時保管資料の約3分の2を占める、破片や部品等の断片化した資料は展示せず、単体で形の保持されているもののうち、クリーニングと殺虫処理等の作業が終わったもの約400点を陳列させていただきます。
今年度8月の牡鹿半島の鮎川地区、11月の石巻市内の慶長遣欧使節船ミュージアムでの展示と同様、今回も学生が聞書きをして、民具のデータを作成します。
以下のように大学からプレスリリースをしましたので、御一覧ください。

東日本大震災の津波で被災し、レスキューされた民具について、学生が聞き書きを行って作成したデータシートは3年間の活動で600枚を超え、さらに、鮎川の老人ホームやデイサービスでの聞書き、捕鯨会社での聞書きなど、活動も広がりが出て来ました。
そうしたデータを、民具の台帳・目録に反映させて、復興後の博物館活動に生かしてもらえるように作業を進めています。
今回は、昨年度同様、牡鹿半島から仙台市内に震災後に移転したり、見做し仮設で仙台市周辺にお住いの方々、また仙台市内にお住まいでもともと牡鹿半島に縁のある方などに、できるだけ来ていただき、聞書きを行いたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。
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