昨日、研究室で今年度最後の学科長会議・教授会議事録を作成していると、突然研究棟が揺れ出した。すぐおさまるかと思いきや次第に酷くなり、ついには倒壊しそうな勢いになったので、他の教職員と声をかけあって階段を降り、建物の外へと避難した。以降も余震は続いたが、その度にみあげる校舎、メインストリートの木々が大きく震動するのが分かる。学生の携帯でワンセグ・テレビを観ると、思った以上の規模の地震で、東北~関東の各地に甚大な被害を生じているらしい。2時間弱の後、ようやく建物に入る許可が出たので各研究室の情況を確認したが、本棚が倒れ収納物が溢れ出て、扉さえ開かない部屋もあるほどだった。幸い、もとから内容物の少ないぼくの部屋は軽微な被害に止まったので、すばやく片付けをしてゼミ生の安否を確認。東大にいた妻の無事も確認できたため、一時四ッ谷の親戚宅へ避難し明け方再び登校、1年生やプレゼミ生、昨日出勤していなかった先生方、東北・関東近辺の友人たちへメールを送った。キャンパス内の建物には目立った被害はないが、一部天井が落ちたり壁にヒビが入ったりということはあったらしい。学生や教職員にも大したけが人は出ず、今のところは無事に済んでいるようだ。
被災された方々には、心よりお見舞いを申し上げます。行方不明の方々のご消息も、早く明らかになるよう祈ります。危険な現場で救助や復旧の作業に当たられている皆さんも、どうかお気を付けて。
ご心配くださった方々、とりあえず私は無事です。
被災された方々には、心よりお見舞いを申し上げます。行方不明の方々のご消息も、早く明らかになるよう祈ります。危険な現場で救助や復旧の作業に当たられている皆さんも、どうかお気を付けて。
ご心配くださった方々、とりあえず私は無事です。
木曜は成績判定会議で大学全体がフルに動いていたので、1日早かったらかなりの混乱があったでしょう。
B先生のお部屋も大変な状態なので、片付ける際には手伝って差し上げてください。
しかし原発の問題も含め、今後の復興と危機管理をどのように行ってゆくのか。根本的に考え直さないといけないことが多いですね。