不運続きで着順は悪いが、今回の白百合Sは勝ちに来ていると思う。関東からの遠征、初コースと課題も多いけど、ここは勝負をかけての西下だと思う。ここでかっこを付けないとこれからのローテェイションにも影響するだろう。ダービでレースも集中して見れないかもしれないが、注目のレースだ。
皐月賞の印象が強く残っているので、ダービーもゴール前はサリオスとコントレイルの一騎打ちになるのか?サリオスは前目の位置取り、コントレイルはあえて位置を取らずに後方に下げて、大外を回ってあの着差。着差だけ見ると、この二頭が0.6秒差で抜けているように見えるが、距離が400m伸びて左回りになる。後は仕上がり度合いと、距離適性、枠順が重要な要素となる。3枠5番のコントレイルはレースを組み立てやすいのではと思うし、内目の枠に入った福永騎手は信頼できる。昨年に続いて連覇の可能性もあるのではないかと思う。皐月賞で狙ったダーリントンホールは大いに注目している。
今年のクラッシック勝ち馬は連勝馬と日本人騎手という流れがある。この流れで行くとコントレイル、福永騎手の勝利は動かせないという事になる。大体、こんなことに気が付いて馬券を買うと見事に裏切られる。もう一つクラッシック以外のG1は外人騎手が勝利している。となると安田記念はアーモンドアイ、ルメールは動かせないことになる。益々、この流れで決まるのかなと思ってしまうが、同じ轍を踏むかもしれないが、あきらめきれないダーリントンホールを買いたくなる。ただし、ミヤマザクラと同じ運命になるかもしれず、既に迷いが出始めている。
今回、二桁着順だと15戦連続だったが、結果はほぼ人気並みの7着、着差は0.6秒差、枠順を考えると復調気配ともいえる。次走が全く分からないが、夏場に強い馬でもあるので、次走はもう少し着順を上がるのか、元の木阿弥に戻るのか?興味深い。二年前の快進撃からすれば北九州記念あたりで大穴の片棒を担がないかなーと思ってします。次走に注目だ。
枠にも、相手にも恵まれ、斤量も関係なし。相手も外枠勢だと思ったが、思ったほど弾けなかったのはナランフレグだった。ダイメイプリンセスは短距離での非凡な才能を見せて、三着に食い込んで好走した。原因は分からないがカッパツハッチスタートから行き足も悪く、コースも外から内に入れるなどどうも出来が今一だったのかもしれない。枠順の差でライオンボスを負かせるなどと夢想したのが間違いだったのかもしれない。7月のアイビスサマーダッシュも同じようなメンツが揃うだろうから、今から再戦が楽しみだ。