二歳ステークスが終わると、いよいよ秋競馬が始まる。マカヒキの凱旋門賞挑戦も楽しみですが、秋のG1も熱いレースを期待したい。春はここぞというときの4着病に悩まされた分、秋は実りの秋で挽回したいと思う。根気が続くように気合を入れて頑張りたいものだ。
前走の函館スプリントのレースぶりから軸はシュージと思っていいたが、やはり人気を集めた。同様に僅差で負けたレッゴードンキも際どい勝負となった。勝ったブランボヌールは斤量のアドバンテージを生かし切った。外枠の不利の懸念も関係なく鞍上は絶好調の戸崎とくればまさに鬼に金棒ではなかったか。スプリンター路線にスター誕生かと期待したが、シュージは勝ち切れず次走に楽しみを残す形となった。走りっぷりレースぶりは次走に期待を抱かせるので引き続き注目したい。
少し下が渋った馬場を生かして、見事に逃げ切ったネオリアリズムはネオユニバースを色濃く引き継いでタフな馬場や重馬場を乗り切った。これで天皇賞にめどが立ったとは言えないまでも、乱暴な言い方をすれば馬場次第、時計次第ではないだろうか。負けたモーリスはそれなりにまとめたともいえ、時計が速くなるのは歓迎だろう。天皇賞を勝ってジャパンカップとは言えないまでも、距離の融通性は証明したといえる。秋の目標は分からいけどやっぱり、マイルチャンピオンシップを狙ってくるのではないだろうか。
連覇を目指した、ベルカントはほぼそつなく乗ったと思うが、頭をとれず結果は二着、勝ちに行って負けたという感じ。ジャストドーイングも然りで、最後に4着に後退していなければ完ぺきな予想だっただけに残念無念という感じになった。勝ったバクシンテイオーは外差しの決まりだした進路を貯めにためて最後に一気差しだった。人気を背負わない分、このような騎乗ができるのだと思う。今週は復帰シリーズにしては相変わらずの4着病が続く。
マイルの絶対王者が距離を伸ばしたて挑んできた重賞だったが、折からの馬場の悪化、外枠のビハインドも重なって結果は負けになった。馬場の悪さもあったのだろうが、追い上げの足が時遅しの感があった。それにしてもルメールの絶妙な逃げに皆が金縛りにあった。結果的に二着から四着の馬券を持っていたのでルメールさえいなければの馬券になったのだけど、これも勝負致し方なしか。