今迄の臨戦過程を見ると、気になるのが場所替えで勝ち行った、新潟の左回りで取りこぼしたこと。今度は初めての中京で左回りになる。そこそこの人気になって馬券的な妙味もないような気もするが、気にもなる。ベステデゲシェンクと同じようなパターンでいつ来るのかうまくかみ合わないパターンに陥りやすい。左回りに問題がなければ相手関係次第だけどあっさりのシーンも考えられる。馬単ではなくて馬連で投票することにしよう。
結論からすると、ＪＣはジェンティルが連破した。迷った挙句にお相手をルルーシュとした。これはコース巧者、仕上がり、鞍上を見込んでプラスαがあると読んだ。結果は０．３秒遅れの６着。善戦とみるか力の限界とみるかもう少し考えないと分からない。デニムアンドルビーはディープインパクトの血統がなせる爆発力であわや勝利というところまで肉薄した。牝馬二頭はいくらなんでも買いずらいと思い嫌ったが、結果はいつも裏腹になる。今日はこのＪＣよりも９Ｒのベステゲシェンクに期待して勝負したがあえなく散った。この馬は人気を下回る着順の危険な人気馬に変貌を遂げつつある。ゴールドティラーもそうだったけど前走不利もあり今回こそはと思わせるが、馬にも後遺症が残るのかと思いたくなる。このようなケースは追いかけるのをどこであきらめるのか難しい選択を迫られる。話は飛ぶが表題の通り、9Ｒに入れ込んで外れた後の１０Ｒが見事にはまっていい配当にありついた。後藤騎手のガチバトルの激走に感謝感激。結局、今日はこの一発のみ。話はＪＣに戻るが、いつの間にかジェンティル、エイシン、ゴールドの三強モードに入ったが、実はジェンティル以外は二頭とも人気を裏切った前科がある。勝負事はそう簡単に三強などでは決まることも少ないし、またここぞというときに信頼を裏切る傾向のある馬から疑う習慣も必要かと思う。それにしてもパドックのゴールドはおとなしかった。有馬に出てきたらどんなレースをするのだろうか。
前年の降着がなければ、ブエナビスタは連破していいたことになる。並外れた牝馬といえる。これに比較してジェンティルはどうなのか？の問いがある。今年一連の成績を云々している論評もあるけど、ジャパンカップまでの今年の三走が全て休養明けになる。なぜ休養明けのローティションを選択したのかのコメントがほとんどなく、今回は二走目で状態が上がっているとの情報もある。なぜか怪しいと思いつつもこれ以外の軸馬が見当たらない。武豊の勢いをかってヒットザターゲットから少し買って見学としたい。むしろ勝負は東京９Ｒのベステデゲシェンクだ。あまり入れ込むとよくないが前走、蓋をされて足を余しただけに鞍上も負けられない気持ちだろう。何とか当たり馬券を手にしたいと思う。
競馬は枠の占める有利不利が大きいと武豊の親父である名手、武邦彦さんが昔そういっていた。本日の京都メインはまさにそんな感じで注文通りの１番枠を引いたアイラブリリが逃げて、スタートの悪いスギノエンデバーとアースソニックの追走、結果的にこの流れで着順が入れ替わったような結果になった。最後まで迷った挙句にプレイズエターナルから行ったら、なんと一番人気だった。今日はライブで見ることができなかったけど買い方次第ではおいしい馬券にありつけたのに残念の一言。
牝馬優位の時代が続くが、失格がなければブエナビスタはジャパンカップを連破していたことになる。乗り替わりが懸念されるが乗り替わりで勝っていることもジャパンカップのデータにある。さて勝ち馬は究極の上り勝負となればエイシンフラッシュの出番だけど展開に注文が付く。もう一枚、二枚いれば面白いののだけど、有馬までお預けとなる。ゴールドがその輝きを取り戻せるのか、東京競馬場ではロングスパートのイメージが湧きづらい。本当によく考えてみよう。
