人馬一体のフィエールマンの勝利

Ｇ１を勝つために大胆な騎乗を選択した、デムーロ騎手。良馬場といえども少し重たさの残った馬場で、位置取りは少し後ろ過ぎたのかもしれないがこれも結果論で負ければ言い訳にもならない。個人的にはデムーロ騎手に肩入れし過ぎて馬券成績は過去最高の急降下になった。エタリオウの枠順を見た時に前目につけると思っていたが、全くの予想は連れ、もう一頭の注目馬のユーキャンスマイルは直線でインコース取りをイメージしていたが、全くの外れ。これだけ読みがは外れる馬券的中は難しい。それにしてもフィエールマンの騎乗は素晴らしかった。乗りに乗っているルメール騎手には逆らえないということかと改めて思った。デムーロが勝つまでは単勝を買い続けて吹っ切りたいと思う。決めた方が楽になるような気がするが、傷口が深まる恐れもある。

相当強いダノンプレミアム

前半36.0上り32.3秒、このペースで逃げればグアンチャーレが勝つレースだった。これを好位からきっちり差して勝つのだから、これは相当強い。先に目標のあるモズアスコットには位置取りが悪すぎた。さすがに後ろ過ぎたインディチャンプには厳しいレースだった。本番の安田記念はこんなペースにはならないだろう。昨年の勝ちタイムは1.31.3、前半が34.2、上りが34.5秒今回のレースがどんな形で反映されるかだが、雨でも降らない限り高速決着必至のレースになるだろう。モズアスコットの巻き返しがあるのか？これにアーモンドアイ、ビューティジュネレーションが加われば上半期最大の見逃せないレースになるだろう。東京競馬場参戦もありかなと思う。

超大物の雰囲気を感じる

今季初戦で、トリッキーな中山なので何があってもおかしくないような気もしたが、そんな不安説はあっけなく粉砕された。自身の時計を3.5秒も縮めて高速タイムを叩き出した。正に脱帽だすけべー心丸出しで、ニシノディジーからの一波乱を推理したけど恥ずかしくなるようなブービーの結果、これはどうしようもない。サートゥルナーリアには凱旋門賞で悲願達成を果たしてもらいたい。その前に圧倒的な強さでダービーを制してからだけど、こちらは問題なさそうだけど馬券的にはあまり波乱は期待できそうにない。

完勝だったグランアレグリア

ローティションを不安視されたが、終わってみればレコード勝ちで申し分ない。枠順が影響するかもといわれたダノンファンタジーは道中で行きたがるそぶりを見せていたが、大きな影響が出るようには見えなかった。期待のアクアミヤビリスは前走が鮮やかだっただけに期待も大きかったが、馬体重を減らし過ぎて、今回も－10ｋで408ｋこれではぎりぎりでいかにも細い。馬よりもデムーロへの期待も込めて勝負したが、全くの不発だった。グランアレグリアがオークスに向かうのか現時点では分からないが、牝馬三冠を目指してもらいたい。

期待のペルシアンナイトは馬場に泣いたのか

Ｂコース変更が内枠有利の流れを確定させたか。勝ち馬のアルアインは渋り気味の馬場でも問題なく、インコースのポケットのような所に位置して絶好の枠を生かした。復調気配だったマカヒキも好走の部類だった。一方、外枠に回ったペルシアンナイトは位置取りも二列目以降で外々の周りから下も気にしていたようでいいところなく敗れた。途中で追うのをやめていた節もあるので、次走の安田記念を意識していたのかもしれない。もう一回追いかけるのか悩むところだけど、安田記念は再度期待したいものだ。