Fine day

毎日明るく、楽しく、前向きにというメッセージ

馬場状態と枠順が勝敗を分けた皐月賞

2022-04-21 22:16:40 | Weblog

前週の中山の春雷Sでヴェントヴォーチェが記録したタイムは1200mで1:06.8だったので、このまま良馬場が続くと皐月賞は高速決着になると思っていたが、直前の降雨もあって馬場が悪化した。これで内側が荒れて重くなった分、外枠勢に有利な馬場状態に変化した。この辺が競馬の面白いところであり、難しいところでもある。イクイノックスは如何にも大外が不利に映ったが、結果的にこの馬場が帳消しにしてくれた。ルメール騎手はさすがの騎乗で早々と好位を取り切り、勝ちに行く競馬をした。勝ったジオグリフはやはり札幌2Sを制しているだけあって、このような馬場が有利に働いて巧みな福永騎手の腕もあって完勝だった。枠に泣いたのはダノンベルーガとアスクビクターモアでこの二頭は4,5着だったが力負けではない。惜しかったのはドウデュースだった。位置取りが後ろのならざるを得ず、最後は大外を振り回しての3着。上がり最速の33.8秒は東京での決め手で生きてくるのではないかと思う。

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馬場条件、ペースが勝負を分けた桜花賞だった

2022-04-14 20:52:12 | Weblog

昨年のソダシの勝ちタイムはレコードで1.31.1、今年のスターズオンアースは1.32.9、昨年より1.8秒遅い勝ちタイム。同タイムの昨年の馬はブルーバードでしんがり人気。今年は10着のナミュールまででも着差はわずか0.3秒。いかにスローで流れたがこれで分かる。この流れでは位置取りが前になる事、インコースを回れることこれがアドバンテージになる。これを最大限生かしたのがウオーターナビレラで名手武豊の戴冠は間違いなしというところだった。スターズオンアースは特筆するべきものもなかったが、まさに運よく前が開いたこと、そこを馬が頑張ったこと。ナムラクレアは距離不安を囁かれていたが、まさにこのペース故に食い込めたのではないか。少し驚いたのは細化が進んだピンハイの好走だろう。夏を越えて440kgくらいまで成長してくると、秋華賞あたりで激走が見られるかもしれない。サークルオブライフは上がり最速の足だったが、如何にも枠が外過ぎて、このペースではこの着順で致し方なしだろう。オークスでの巻き返しに期待したい。

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勝因を探すより、敗因を探すレースになった大阪杯

2022-04-06 20:11:47 | Weblog

馬場状態が微妙に影響を与えるのでは想像していたが、結果を見れば下が渋って、レイパパレが浮上した。ジャックドールはレコードをたたき出すような圧勝劇を演じてきただけにエフフォーリアと対抗格とみられていた。結果的にレースが始まってからはアフリカンゴールドにつつかれ、レイパパレからも競りかけられて、前半の3Fは34.6秒、5Fは58.8秒だった。極端に早いラップでもなかったが競りかけたレイパパレが二着なので、現時点では実力負けの感があった。分からないのはエフフォーリア、強いて敗因を探せば、調整の狂い、初の阪神への輸送これらが影響してかゲートで頭をぶつけた。これ位ぐらい、真の一流馬はこの程度の事は関係ないと思っていたが、見事に外れだった。萬年善戦ホースと思っていた、ポタジェが勝利したが、馬場と思い切った位置取りが功を奏したのだろう。6着だったがこの展開で差し込んできたスカーフェイスはちょっとびっくりだった。

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