競馬の騎手は危険と背中合わせ、ルメールが落馬の時はぞっとしたけど、内臓にも問題なく、また頭の異常もなく本当に良かった。早期の復帰を願うばかりだ。それにしても埒は結構柔軟性がある材質で作られているのかもと想像する。過去の事故を踏まえて改善されているとしたらこれが功を奏したたのかもしれない。
京都の芝は軽くて速い。この条件から醍醐Sの勝ち馬はマコトナワラタナ、マイネルエテルネル、ダンスディレクター、アットウイル、モズハツコイ、シゲルカガ、シゲルアセロラ。ヤマノレオ、怪しげなのはネロという感じだった。ここで馬券をどう買うか、ここが一番難しくあまり根拠もなく一番人気というだけでダンスディレクターを本線にせずマコトとマイネルを軸にして、三連複と馬連で勝負したが、見事に予想はいい線に来ているが、当たり馬券なしという最悪の結果になった。反省しきりなので次回に生かさねば真にサルと一緒状態になる。レースを振り返るとネロは、次走は狙い目十分だと思う。
昨日、白鵬が大記録を打ち合わせ立てたが、これに合わせたわけではないけど今日の東西のメインはサトノクラウン、マコトナワラタナともに一枠の白だった。こんな語呂合わせをやるようでは先が知れているといわれそうだが、不思議なものだ。馬券はこの流れをうまく察知できずに上手に外してばかりの一日になった。予想、軸馬決定、この次の馬券の券種の決め方がとても難しい。欲を抑え過ぎると当っても魅力的な配当にありつけないし、当てにに行くような馬券を外してはショックを引きずることになる。どちらかというと今日はしりすぼみで悪いほうの当てに行く流れを作ってしまった。反省しきりの一日になった。
粒ぞろいのメンバーで結局軸馬が定まらず、6枠二頭からの馬券を買ってみていた。結果はゲートの中でうるさくしていた、サトノクラウンがぞくっとするような末脚で馬群を縫うように割って出てきて差し切ってしまった。スローでもなく平均ペースで流れたレースだったが、とてもじゃないけど抜け出せそうにもない馬込みから抜けていくる足と根性には敬服した。本当に強い競馬をしたと思うので次走の走りが大いに楽しみになってきた。来年のクラッシックに直結するレースだけに上位馬は今後も注目です。
ルメールは右脛骨の骨折、右第5指の骨折の疑いらしい(JRA発表)事故が起きた時には福永のお父さんの事故や安藤勝美さんの埒にぶつかって投げ出された事故などを思い出した。最悪の事態は回避されたようで本当に良かった。今日は復帰した後藤騎手が勝利し、岩田騎手と握手するシーンもみてすがすがしかっただけに残念な一日になった。個人的には馬券が外れたけど、心理的にはそれどころではなかった。競馬の騎手は本当に命がけだなと改めて思い知らされた。一刻も早い復帰を祈るのみだ。