皐月賞はスピード、ダービーは運、菊花賞は実力。今回の勝ちタイムは1.58.2だった。過去に５８秒台で勝った馬は４頭ともダービーを勝っていないとのこと。今回の勝利でドウラメンテのダービー一番人気は確実な情勢。ただし１．５８秒台で６着のサトノクラウンまで６頭。これら以外から勝ち馬が出るとは考えにくい。スクリーンヒーローはジャパンカップを勝っているので、その子供のミュゼエイリアンは舞台が合うのだろう。ダービーまで時間があるが想像を掻き立てて予想するもの面白いと思う。
時計がもう少し遅くなると読んだが、これは外れ。ブライトエンブレムは出遅れと読んだがまともに出た。これでいけると思ったが、結果は４着で届かず外れ。逃げると思われたスピリッツミノルは逃げられず、思わぬクラリティスカイの逃げで始まった。結果的にこれがペースを速め勝ちタイムは1.58.2、桜花賞のドスローとは違った結果になった。ドウラメンテの斜行はいただけなかったが、結果ライバルのサトノクラウンを弾き飛ばし自身の勝利を手繰り寄せた。前走の勝利は比較的緩いパースでの逃げで粘ったキタサンブラックは際どく粘って粘って３着だった。ブライトエンブレムからの心中馬券は４着という結果で夢と消えた。最後の直線でもう少し伸びると思ったが、比較的好位をとれた結果が皮肉にも最後の爆発力に水を差したのかもしれない。ダービーでの反撃に期待したい
今年の雨の多い、力のいる馬場はレッゴードンキには有利にはたらいた。力のいる馬場で力を発揮するのは札幌二歳Ｓで証明済みだった。固いタイムがドスローの流れでのものだけに、他馬はなすすべなく負けた。あれだけ大物と騒いでいての結果だけに不可解な敗戦だ。そのれにしても二着、三着で。人気を分けていた、クイーンリングとルージュバックはマンハッタンカフェどうも嫌な予感がするなと思っていたら案の定の結果だった。二着のクルミナルはチューリップ賞の一番人気、人気落ちの実力馬の激走にきっちり嵌った。次走以後のルージュバックの走りが興味深いが、どうも負けすぎのような気がする。
使い古された言葉だけど競馬に絶対はない。今回はこの格言が当てはまるのか？ゴールドシップ然り、キズナ然り戦前の予想とは異なる結果となった。ましてやＧ１ともなればレースも厳しくなるし、運もなければ勝てない。自分自身のリズムからしては絶対的な人気の馬から行った馬券はことごとく裏切られる結果となっている。当たるまで行くのかあっさり違うところから攻めるのか、はたまたケンするのか悩むところだ。意地っ張りなところからすれば当たるまで一番人気から勝ってこの呪縛から逃れたいのだけど・・・・・。悩むところだ。個人的にはチューリップ賞を一番人気で敗れたクルミナルは人気が下がれば買いかもしれない。
勝ちタイム1.32.4は、昨日の中山の馬場を考えれば抜けて早いタイムだ。これだけの時計で走られればお手上げ状態だ。狙いのクラリティシティが来てくれたまでは良かったけどエキストラエンドはあと一歩だった。しかし東京でしか走らないという定説は覆り、中山でも十分戦えることを証明したのではないか。そのれにしても馬券の買い方を考えないと当る馬券も外れになる。予想は良くても当たり馬券にどう結び付けるのか、再度研究しなければならない。こだわりと柔軟さの使い分けが課題だ。
