兄、レイデオロに勝るとも劣らない強い勝ち方だった。終始最後方から大外を回して、追うところなく完勝だった。これからのローティションは分からないが札幌二歳Sが目標になるのかな。ひと昔であれば北海道で勝ち上がって、年末のG1を目指すところかと思うけど、ちょっと想像がつかない。まあ、この勝ち方ならいいところに行くと思う。
NHKマイルのG1勝ち馬が札幌のに参戦してきただけでも、結果が想像しにくいものだが、レースも予想外の大逃げになった。四角で引き付けた時は馬群にも見込まれると思いきや、そこから一気に引き離して完勝だった。秋に向けて選択肢を増やせる勝利ではなかったか。それにしても横山騎手の大胆な騎乗は驚かされる。
アイビスサマーダッシュはGⅢのレースでは特殊なレースだ。ネロの58kはいかにも厳しく映ったが結果も厳しいものだった。勢い一番のフィドゥ-シアは際どい二着、なんとかわして勝ったのは15番のラインミーティアだった。7歳で56k余り、人気にならない感じだが、千直のアドバンテージの外枠に加えて千直の名手、西田騎手の後押しがあった。いかにもフィドゥーシアを狙い打った感じの騎乗だった。狙いのレジーナフォルテは外枠と軽量の優位を生かし切った結果だった。
人気になって1番枠に入ると、閉じ込められる危険性がある。頭数が増えた小回りコースで差す競馬するとなると中団から外に出してという競馬にになるが名手ルメールといえども厳しい展開予想だったと思う。負けてやむなしということもあるけど、お金を賭けた競馬である以上仕方がないが、今年に限って言えば直前の雨が上位人気馬には狂いが生じたかもしれない。
オウノミチの庭でせりかける相手もいないとなれば福島の馬場で復活ののろしを上げて2連覇達成ともくろんでいていたが、期待外れもいいとこで完敗だった。戸崎騎手に逆らい始めてから痛い目に遭ってきたが、今回も見事にやられた。ちぐはぐなリズムが出て来てから、馬券相性は沈み込み一方となった。もう一度、戸崎騎手からの馬券で儲けられるように頑張りたいものだ、