ソールオリエンスとセブンマジシャンの二頭で一番人気を分けた格好になったが、最低人気のオメガリッチマンの食い込みで波乱の結果になった。こういうパターンで荒れる時は馬連とか馬単馬券が破棄力を増す。小頭数で頭攻勢をするとどちらかが飛ぶという勝負格言が当てはまる競馬になった。もう一つ、小頭数の人気薄の格言も嵌ったレースになった。もう一つの格言、連投馬を警戒しろ。これらを考え合わせると波乱の場合はこんな結果もありうるとの事。少額でも投資しておいたら面白かったレースだ。もう一つの格言、穴馬は人気が下がると激走する。これに当てはまるレースが来るか?注意したい馬だ。
2021.10~2022.3までの成績が1-2-1-2-1着で完璧な連がらみ。2022.3.20の阪神大賞典からGⅡ-GⅢ-GⅡ-GⅡ-GⅡで前走が東京のアルゼンチン共和国杯が18頭立てのしんがり負け、2020.10唯一のダート戦を東京で使いこれも10頭立てのしんがり負け。東京はどうも合わないみたいな結果。中京は2-3-2-3で今回が二着。明らかにコース適性を持っていたと思われる。10番人気の激走だけど過去の成績を見ると連続好走の傾向があり、GⅡでの連がらみは次走以降も注意が必要かもしれない。フロックかどうか次走が楽しみになってきた。
1着から5着までの馬たちの4角通過順位が3-2-3-1-5で全て前に行った馬が上位を占めたレース。勝ったアートハウスは一頭だけ3-3-3-3の位置取りから上がり最速の33.9秒。これでは二着以下の馬は引き立て役でしかない。それぐらいの完勝劇だった。二着に粘ったアイコンテーラーはハンデの恩恵とペースに恵まれたといえる。続けての好走は疑問かもしれない。
グレードレースの勝ち馬は人気が下がると要注意を証明したようなキタウイングの勝利だった。ここを通ってくださいと言わんばかりのインコースの空いたところをするすると伸びて完勝だった。レース前のコメントでは前走のジュベナイルフィリーズで勝ちいって負けたので控えるとのコメントが厩舎サイドから出ていた。まさに控えていい面が出たといえる。前走の1.9秒差負けの大敗から鮮やかに勝利した。11着、10着、14着が1-3番人気の着順。全く展開も予想もあったもんではない。前に行った馬たちが崩れている中で距離が長いと懸念されていたスピードオブライトは内枠も生かして好走したといえる。△12k402kなので次走以降更に細化すると危険な人気馬になるかもしれない。
良い手ごたえで直線に向いたときは抜け出せるような勢いだったけど、外側から勝ったイルーシブパンサーに進路をふさがれた形になった立て直して追い上げたが、0.3秒差の7着。何とも惜しい敗戦だった。昨年の同時期の京成杯を制しているが、その時と同体重の466kg成長がないのか、最適体重なのか分からないけど冬場は走りそうな感じもする。勝ったイルーシブパンサーは岩田騎手の好騎乗もあってほぼ完ぺきな勝利だった。まだチャンスはありそうな気がする。