2月の中京以来だがコロナも明けたので、小倉に遠征を敢行した。5年ぶりくらいになるだろうか。一言で今まで味わったことがないくらいの暑さで、ターフに出る気がしなかった。北九州記念はスタートでジャスパークローネが鼻をたたき、モズメイメイの出番なしにした。外枠は不利になるのは仕方ないけどもろいもんだ。外枠に人気馬が集まると最も警戒しないといけないのは1枠だが、案の定一枠のストーンリッジが好走した。昨年のボンボヤージの事もあるの要警戒だった。暑さで頭がボーっとして馬券は良いところなしだった。
コ―ス巧者でコース実績、昨年の成績から一番人気に押されたマリアエレーナだったが、連覇はならず、エヒトに上手くやられたたという感じだった。前残りの決着の中、ゴールドエクリプスとカレンルシェブルは健闘したといえる。マリアエレーナは勝ちに行って負けたみたいな競馬で、ゴール前では脚が一杯に見えた。連覇はハードルが高かった。
レパードステークスに直結するレースとして6月のユニコーンステークスが知られていたが、ダート路線のローティションが変わってしまったのか、ユニコーンS上位馬はペリエ―ル、サンライズジーク、ブライアンセンス、グレートサンドシーなど一頭もいない。これでは、従来パターンの狙いではなくかなり力量接近、言い換えれば団栗の背比べみたいなレースになってしまった。これは海外遠征を含めて狙いどころが変わってきたという事だろう。結果は5番人気、3番人気、8番人気の組み合わせで如何にも主役不在の結果となった。来年以降はこのことも頭に入れておかないといけないと教えてくれた結果となった。
枠良し、展開良しで一番人気のファイアダンサーはスタートから全くついて行けず最下位の結果、往年の千直の王者、ライオンボスは下から三番目の結果。こちらは、終わったかなという感じ。短距離のスプリンターは年齢の壁が高いように思う。勝ったオールアットワンスは馬も激走したけど、騎手の判断も良く3番枠から外側に上手く入れて、素晴らしいエスコートだぅた。伏兵の激走だったローベイリーフはここまでは手が出ないという結果だった。レジェ―ロ、シンシティ、スティクスは外枠を生かせず凡走だった。