CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

西郷どん  傷だらけの維新

2018-10-14 21:08:57 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「西郷どん」
視聴完了であります
いよいよ維新がなったという感じなんだが、
不思議なといっていいのであろう、
敵が見えない、そんな不気味な
それでも、犠牲が増え続ける戦が続くと
この描き方は結構衝撃的だと思ったのでありました

もう、誰がというレベルではなかったという感じに見えて
実際は、そうでもなかったろうし、会津あたりの激戦は
語り草ともいえたのでないかと思うのだけども、
官軍側からすると、いつまで続くのだろうかなが
ずっとあったのかもしれないと
モチベーションの違いを考えさせられたのでありました
そうなると、長州の暴走ともいうべき
維新での様々な暴行やらは、
そういうのしか、戦う意義というか、力を見せられなかった
その結果なのかもとも思ったりしたのであります
不幸しか呼ばない

勝との約束を思うシーンも
いい塩梅だと、彰義隊のところで思い知らされたけども、
結局上のほうがなにか決めましたなんてことが
下まで徹底されることが、ほとんどないといったらいいか
人間集団は、そんな簡単じゃないし
何かしら、そういうものが必要なのかもなぁと
死にたがりによって、死が量産されているとも見える姿は
なかなか考えさせられるのであります
こういうのはなくならんわな

そんな感じのなかで、肉親を亡くすというイベントに出会う西郷さんが
なんといったらいいか、身をひこうという気持ちになる
その説得力として十分な出来事だったと思えて
なんとも考えさせられてしまったのでありました
何もかもがむなしいと思うようなお話でありますな

大久保との別れがあんな感じなのかと、
前回の予告で、仲たがいするのは大久保の生き様にあるかと
早合点してしいたので驚いてしまったのだけども、
そんな安穏としたともいえぬ
そういう時代はさほど長く続くはずもあるまいと
予告を見て思ったのでありました

しかし、元西郷さんが出てたが
なんの役なんだろうか、凄い気になるな