いまさら翼といわれても 作:米澤 穂信
続き物の小説でありました
初めて読んだから、なんかよくわからんなと
雰囲気を楽しんでいたんだが、どうも
シリーズの何作目かのようで、
基本的に短編集、そして、謎解きと学生生活という
好きなジャンルなんだが、
楽しみきれたかというと、前作を読まないとわからんなと
そういう感想でもある
基本的にはキャラクタ小説のようでありまして
これはもしかすると、ライトノベルというジャンルじゃないかと
訝しくも思ったのでありますが、
コミカルに描かれる4人の学生たち、それも高校生の
あれやこれやという日常と、
そこでちょっとしたハプニングというか、事件めいたものを解いていく
謎解きを楽しむという様相で
ミステリとして堪能できたのであります
ただ、トリックというか、レトリックというか
全体的に、堅苦しいといったらいいのか、
型にはまった物語のような印象でありました
このキャラクタがいて、このトリックがあって、だから、この物語になると、
そういう寸法をきっちりと自覚して書かれたかのような
不思議な印象を受けたのであります
ミステリだからなんだろうか、凄いきっちりしてて
ちょっと驚いたのであります
安楽椅子探偵よろしい話が多いので、
台詞劇なのでありますが、
こいつら揃いも揃って高校生じゃないだろうと
そう判断せざるをえないような口ぶりに
ちょっと、違う面白さを覚えてしまったりだったのでありますが
まずまず楽しめたのでありました
ただ、表題作に関しては、たぶん前作までの積み重ねがないと
わからないんじゃないかなと、
オチというでもないが、最後まで読んで、
うーんと唸ってしまったのであります
いいんだけども、どうなんだろう、どういうことなんだろうか
続き物の小説でありました
初めて読んだから、なんかよくわからんなと
雰囲気を楽しんでいたんだが、どうも
シリーズの何作目かのようで、
基本的に短編集、そして、謎解きと学生生活という
好きなジャンルなんだが、
楽しみきれたかというと、前作を読まないとわからんなと
そういう感想でもある
基本的にはキャラクタ小説のようでありまして
これはもしかすると、ライトノベルというジャンルじゃないかと
訝しくも思ったのでありますが、
コミカルに描かれる4人の学生たち、それも高校生の
あれやこれやという日常と、
そこでちょっとしたハプニングというか、事件めいたものを解いていく
謎解きを楽しむという様相で
ミステリとして堪能できたのであります
ただ、トリックというか、レトリックというか
全体的に、堅苦しいといったらいいのか、
型にはまった物語のような印象でありました
このキャラクタがいて、このトリックがあって、だから、この物語になると、
そういう寸法をきっちりと自覚して書かれたかのような
不思議な印象を受けたのであります
ミステリだからなんだろうか、凄いきっちりしてて
ちょっと驚いたのであります
安楽椅子探偵よろしい話が多いので、
台詞劇なのでありますが、
こいつら揃いも揃って高校生じゃないだろうと
そう判断せざるをえないような口ぶりに
ちょっと、違う面白さを覚えてしまったりだったのでありますが
まずまず楽しめたのでありました
ただ、表題作に関しては、たぶん前作までの積み重ねがないと
わからないんじゃないかなと、
オチというでもないが、最後まで読んで、
うーんと唸ってしまったのであります
いいんだけども、どうなんだろう、どういうことなんだろうか