CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【読書】1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術

2017-02-16 21:29:40 | 読書感想文とか読み物レビウー
1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術  著:渡邊 康弘

最近流行の、本の読み方の本であります
あんまり速読は好きじゃないと思いつつも、
もしかすると、よりよい読書体験を手にいれられるかもと
一縷の希望というか、まぁそういう気持ちも大切であろうと
さらさら読んだのであります

読み終わって、なるほどなと思う一方、
この本なら、確かにその読み方で20分で終わるなとも
思ったり感じたりしたのでありました

なかなか判別しがたいというか、半信半疑な感じでありまして、
手に取るだけで本の中身を、すでにわかっているとか、
若干スピリチュアルめいたこともほのめかしたりしながら、
とりあえず、ぱらぱらしていくと、
目から情報が入ってきて、気になった単語を
ちょこちょこっと書き出してみて、
適当に気になったページを読んでみて
それをつなげたりなんだったりすると
だいたい20分くらいで、一冊の感想文というか、
内容分を書くことができるという
読み方、読書とはそもそも何かを考えさせられる一冊でありました

これもまた、以前に読んだ「読んでない本を語る本」で言い当てられていた、
そもそも読むとは何か、本を理解するとはどういうことかと
それを思うと、この読み方で当てはまるものもあるだろうと
感じたりしたのでありました
使いどころは主にビジネス書とか、啓蒙書系統のようなので、
中身が無いというと失礼ながらも、
さらっと流し読みできてしまう本を
ちゃんと読んだ気分にしてくれるという点では
この方法は優れているかもしれないと、感じたのでありました

確かにこの読み方というか、本との触れ合い方なら、
今の自分がやっている、1から10まで読み進めていくだけよりは
頭に残ったり、むしろ、ちゃんと中身を理解することもあるやもと
思ったりしながら、でもやっぱり
このやり方は自分は取らないなと、見も蓋もないことを書いておき
メモを閉じるのであります