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ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




楽しかったトミちゃんライブから、はや三日が経ってしまいました。

ことさらに楽しい記憶はいつまでも鮮明なものですが、せっかくなので、早めに書いておきましょうね

トミちゃんライブは、いつも企画が盛りだくさん。いわゆる、ライブハウスレベルでのライブにしては、音は勿論ですが、それ以外の部分にも相当に時間と労力をかけて作られるのです。トミちゃんのサービス精神が旺盛なのは勿論ですが(まあ、トミちゃんだけじゃないのですけれど(笑))、とにかく「やりたいことが沢山ある!」とのこと

今回もオープニングから、随分と思い切ったことをしたものです。このあたりは、きっとトミちゃんのダイアリーで近々書かれることと思いますので、そちらに譲ります。まあ、簡単に言えば、トミちゃんが昔出た「イカ天」という、テレビのオーディション番組の出演時の秘蔵映像が流れたんですね。

あれ、僕絶対に見てるんですよ。残念ながら、どうしてもトミちゃんを見た記憶そのものはあやふやなのですが、毎週欠かさずに見ていた頃ですので、間違いなく(笑)。いやー、20ウン年前。なかなかの衝撃映像でした。トミちゃんって、あんな感じの(相当不思議な(笑))子だったんですねぇ

でも、あの独特の声は当時から健在でしたし、歌の上手さ(ものすごいピッチやリズムの良さ)とか、優しくて、でもちょっとシュールな詩の世界なんかは、当時からもう完成されていたことがよくわかりましたね

とっても面白かったです

 

僕たちIchibanPoppersの演奏も、20年前のそのイカ天のときの曲、「白いゴリラ」からスタート。昔のパンクなアレンジに対して、僕たちは少しファンキーなイメージでアプローチした感じになるでしょうか。かっちゃんのパワフルドラムが一曲目から炸裂でしたね。僕は、先月のGWライブですっかり気に入ってしまった(笑)、クラビ(ネット)の音色を使って味付けしてみました。

トップの写真の「歌え!さわげ!」はサビのコーラスの歌詞のアンチョコなんですね。

「おいおい、このくらい覚えられるだろう」と言われそうですが、意外に本番で忘れるんですよ、歌詞って。コードなんかと違って、覚える脳みそをあまり使っていないもので・・・(笑)。

・・・と、一曲ずつ解説していきたいとことろですが、おそらくそれをやると、三日では終わらないので、ペースアップしましょう(笑)。

和田監督のクランチギターと竜さんのハーモニカがかっちょよい、ブルージーなノリの「Be Easy」に続き、これまたGWライブの影響で(笑)メロトロンの音色でイントロを付けてみた新曲「HardDays」、ふにゃふにゃシンセとシタール風ギターでインドな雰囲気の中、トミちゃんの妖しくクネクネ・ダンスが、非常に面白いTrack of Love」。この曲では、バキバキにリバーブをかけたオルガンでのソロを弾いているんですが、これが実に気持ちいいんです(←単に僕が弾いてて、かもですが(笑))。そして、みんなのアカペラコーラスが楽しいハワイアンな新曲「Kotodama」、かっちゃんお得意のラテンのリズムに、トミちゃんのサンバホイッスルが気持ちよく賑やかなコスタリカ風の「PuraVida」と、曲毎にあちこちの国に飛ぶエスニック路線の前半戦が終了

 

そして、トミちゃんのコスタリカ紀行の映像を挟み、

 

今回の目玉の一つでありました、チェロの亜紀ちゃんの登場です。彼女は、いつでもずーっと念入りに一人リハーサルをしていましたね。もう、これだけで最高のBGMでした

この中盤のアコースティック・コーナーのアレンジは僕に一任されたので、コーナーの中の流れや、メンバーの出入り(どの曲を、どの楽器構成でやるか、とか)、曲中のアレンジを大体頭でイメージして考えて、トミちゃんや亜紀ちゃんと相談しつつ進めました。

最初は、僕と亜紀ちゃんで、トミちゃんの楽曲「僕の中のバラード」という曲をピア&チェロ・バージョンにアレンジしたものをやりました。アレンジ、といっても、僕は8割位はアドリブでしたが、とても楽しく気持ちよく弾けました。やっぱりアドリブはお客さんの前で弾くと、そうで無いときとは違ういつもと違う集中力みたいのが出るなぁ、と改めて思いました。いかがでしたでしょうか

そして、トミちゃんがアカペラで入ってきての「Piece」。そして、亜紀ちゃんに切ない音色とフレーズでソロを作ってもらって、そこから「Oracion」へ。この曲も、コードをよりドラマティックになるようにアレンジしてみました。反戦と平和を歌った歌詞も素晴らしくて、とても大好きな一曲です

そして、ここから和田監督とかっちゃんに参加してもらって、あの911テロの後に書かれたという「Stay」、そして、最後には竜さんにもパーカッションで参加してもらって、全員で「Last Song」。

とってもよいコーナーだったように思います。トミちゃんも「こんな感じでディナーショーがやりたいなあ」なんて。実現したら、美味し・・・じゃない(笑)、楽しそうですね

 

さてさて、ここでまた目玉企画。「ケンちゃん、また何かやってよ」といわれて考えたのが、トミちゃんの20年前の映像を見せてもらったことですから、じゃあ僕たちも、ということで、「昔の恥ずかしい写真、面白い写真、イタい写真を持ってきてください」とメンバーさんにお願いしての、題して「レッツゴー!ヤング!」のコーナーでした。

ステージの壁一面に大写しにされる、みんなのあんな写真、こんな写真(笑)。いやー、面白かったなー。間違ってもブログに出せるようなものではありませんので(和田監督は一枚公表していますが(笑))、まさに、会場に来てくださった方だけへの、スペシャルプレゼントでした。

僕のなんて、本当に一生世には出すまい、誰にも見せるまい、と思っていたものもありましたので、限りなく貴重だったと思います。いやー、恥ずかしかった・・・というか、やっぱりイタかったー(笑)。まあ、でもアットホームなトミちゃんのライブならでは、といった企画だったと思いますしコーナーとしては楽しかったのではないでしょうか。竜さん・・・いや、謎の外人、Mr.ベスーンの名司会も最高でしたね

 

そして後半戦は、シンプルなギターのリフが超かっこいい激しい「Obebe」から始まり、「サンマー」のコーラスがおなじみ「ByeByeBigWave」(・・・サマーですね(笑))、そして、竜さんのアコースティック・ベースで刻むランニングのラインがかっちょいい、ジャジーな新曲「GorgeousNYC」。ああいうトミちゃんの歌も、良かったですねー。ってか、フィーリング、バッチシ。さすがNY暮らしが長いだけあるといった感じでした。和田監督のジョージ・ベンソン風アドリブも最高でした。いよっ、さすが元ジャズ研(笑)。

 

今回はいつもの三段積み弁当セットに加え、ミニモーグを、トミちゃんの現場へは初めて参加させました。初めての割りに、なんと6曲で使ちゃった、という大活躍ぶり。やっぱり、いいです。これは外せないでしょう。

・・・となると、これで・・・これから4台体制になってしまう。うう、毎回、また重たい思いをすることになる(笑)。

でも、いいのだ。気持ちよい方が、いいのだ

そして、新曲・・・なのに、80年代の匂いがプンプンする(いや、あえて皆でそういうアレンジにしたんですが(笑))、「SpringRoll」で楽しく本編終了。

 

そして、またもや目玉企画。ドラえもんコーナー。

僕たちがドラえもんのテーマを演奏し、なんとそれをかっちゃんが歌って、トミちゃんはこのためだけに買ったという、ドラえもんギターを持って登場。ピックも勿論、ドラえもんピック。こだわりが、まめです。まめすぎます(笑)。

そして、まさかの爆笑ハプニングなんかもありつつ「TakeCare」、そして、最後の最後は、新曲だけど、すでに名曲の「Peace」で終了。出来たばかりのこの曲のPVを見ながらのお別れとなりました。

と、駆け足で見てまいりました。ご覧になった方も、応援してくださっていた方も、なんとなく、楽しい様子が伝わったでしょうか。なんなら、この5倍くらいかけるんですが、スペースと僕のお腹の都合もありますので、やめておきますね。あー、はらへた(笑)。

 

打ち上げでは、

 

ちょっとめずらしい赤こんにゃくを頂いて、

 

餃子を頂いて(←メニューにあればまず大概頼みますゆえ(笑))、

 

他にもアレコレ頂いて・・・ノンアルコールで、

 

最後に、焼きおにぎりとお味噌汁とお新香のセットで。ジョッキにはBEERとありますが、中身はお茶です。はいここ、泣くとこです(笑)、

 

が、まあ、

 

皆楽しそうだから、いっか。

また是非、やりましょう。このメンバーで、もっともっと、ハッピーで楽しいことを(笑)。

 

 

さて、最後に、こちらをご紹介させてください

 

この日、がっこーの僕の教え子が三人ほど見学に来ていたんですが、そのうちの一人が、僕の作っていったポップに、その場で、こんな素敵なペイントをしてくれたんです。

ダンボールをテーブル代わりにして、会場の隅で一生懸命考えながら丁寧にデコレーションしてくれている姿に、・・・僕はもう涙で前が(笑)。

 

おかげで、緑ちゃんは、また沢山みんなのお家に旅立っていってくれたよ

 

・・・ありがとう、ももえもん(笑)。

 

ではー。



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