「SHE'S OUT OF MY LILE」(あの娘が消えた)
79年、まだ若いころのマイケルが、失ってしまった恋を歌った名バラードです。
あまりの失意から、マイケルは曲の最後の部分の「彼女は、僕の人生からいなくなってしまった」のところに差し掛かると、どうしても泣いてしまって、レコーディングが終わらなかったといいます。何度歌いなおしても、いつも同じ場所で泣いてしまうので、結局そのままのかたちで今も残されています。
今日、歌手の川村カオリさんが、永眠されました。
僕は、直接面識があったわけではないんです。でも、彼女と交流の深かった原田喧太くんや、初期のライブメンバーでもあり、生前最後のライブでもベースを弾いていた満園庄太郎くんらから、ライブや普段の様子などを聞いていました。「すごいんだよ、カオリ、すっげー頑張ってるんだよ」って。
最後のライブでは、椅子から立ちあがれなくても、一生懸命歌ったと聞きました。
あなたは僕のことは知らなかったと思うけれど、
苗字が一緒で、イニシャルも「K.K.」で一緒で、歳も近くて、そして、キレイで、かっこよくて。
だから僕は、貴方が「川村かおり」としてデビューした時から、あなたのことを知っていました。
とても残念です。
川村さん、お疲れ様でした。安らかにお眠り下さいね。
素晴らしい歌を、ありがとう。
いずれ、また。
では。