ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




えー、まずですね、昨日の浅草のアレに関しましては、「アサヒビール本社ビル」とか、「スーパードライホール」などで画像検索していただければと思います。

二日も引っ張ることではないと思いますが、気持ち悪い思いをなさってる方もいらっしゃると思いますのでー。

・・・あ、なんなら「う○こビル」でも、ちゃんと検索に引っかかります。ってか、リンク張っちゃっいました、もう。えへへ(笑)。

 

ガラッ(笑)。

 

最近、ケーブルテレビで、結構好きな映画がやっていまして、夜中についつい見ちゃったりするんですよね。一度見た映画とかでも、なんかリアルタイムで放送されてると、「お」とか言って、なんとなく見ちゃったりしませんか?

人が寝静まった夜中に、誰か(勿論知らない人ですが)と同じ、好きな映画を観てる、ってのもなんとなく良いもので。

最近だと、「グリーンマイル」「エクソシスト」「シャイニング」「ジョーズ」「ミッション・トゥ・マーズ」「ショーシャンクの空に」「第五惑星」「ゾンビーノ」「Onceダブリンの街角で」「ルワンダの涙」、などなど。

ね、結構いいの、やってますでしょ?夏ということで、ホラー方面が多いですが(スティーブンキングが3作品ありますね)。

最近、ケーブル、頑張ってますよ、ほんと。画質もデジタルになって、俄然よくなりましたしね。もー、映画好きにはたまらないわけですが・・・時に酷であったりも(笑)。

写真はこないだ北海道で買ってきた、おさしみ昆布であります。水で戻すタイプのものですが、これがビックリする位、新鮮そのもの。採れたてみたいに戻るんですよ。そうそう、大好きな茎ワカメも食べちゃったので、またお取りよせしちゃいました。不況でか一袋あたりの量が少し減っておりましたが、その分、美味しくなっておりました。海藻、いいですよー、相変わらず(笑)。

家で映画とか観てると、何か口寂しくなってしまって、何か食べながら観たくなることが多いです。映画館だと、周りもありますから何も食べないんですけれど(ポテチとかガサガサってやられるの、あれたまらないですよね・・・僕、超苦手なんです)、家だと、そこらへん気兼ねなく出来るのがいいですよね

勿論ポップコーンもポンポーンッて作りますが、食べ過ぎるとさすがにもたれます(笑)。そこで、海藻ですよ、奥さん。 

って、前にも勧めたね。もういいね(笑)。

 

 

 

・・・ちょっと改めてだと重すぎて、どうしても書けなかったので、さっき映画に「ルワンダの涙」があったので、ここでさらっと触れますが、

 

 

この二冊、だいぶ前ですが、読みました。

生かされて」、そして「ルワンダ大虐殺」。

イマキュレーさん、レヴェリアン氏、どちらも、あのルワンダのジェノサイド(大虐殺)を生き伸びた方によって書かれたものです。ご興味のあられる方は、リンク先のカスタマーレビューもご一読いただければと思います。

 

信じる神への信仰心を持ち続けることによって、ジェノサイドとその後を乗り越えたイマキュレーさん。緊迫した狭いトイレで隠れ続けた驚愕の日々は(CBSドキュメントによる映像)、涙なくしては読めないものですが、心を強く持ち、憎しみよりも赦しを施し、力強く、社会的にも立ち直っていくイマキュレーさんの姿に、読後には、ある種の救いを感じることができました。

 

・・・かたや、目の前で母を、家族をこれ以上ないという無残なかたちで惨殺され、自らも片腕を切断され、片目をえぐられたレヴェリアンは、こう書きしるしています。

 

「神よ、まだあなたは存在しているのかもしれませんが、私はもうあなたを信じていません。

私の信仰は、母の瞳に瞬く光と共に揺らぎ、その瞳が永久に閉ざされた瞬間に失われました。

叔父の喉元から血がほとばしり出た瞬間、私の信仰も抜け出ていきました。

祖母が串刺しにされた瞬間、私の信仰も串刺しにされました。

子供達の頭蓋骨が砕かれた瞬間、私の信仰も砕かれました。

私が愛した人々の命が燃え尽きた瞬間、私の信仰は燃え尽きました。

あなたがかつて十字架上で投げかけた問いを、私もあなたに投げかけました。

『わが神よ、なぜ私をお見捨てになるのですか。』

あなたが答えなかったので、もうあなたは存在しないものと心に決めました。

あなたは、無垢な人々を救う手さえないのですか?

自分の子供の不幸も見えないほど目が悪いのですか?

彼らの叫び声も、助けを求める声も、悲嘆の声も聞こえないほど耳が遠いのですか?

しかしそんなことはどうでもいいのです。私の心の中では、あなたはもう死んでいるのですから。」

この本は、本当に恐ろしい本でした。いや、違いますね。恐ろしいのはジェノサイドで、それは現実に起こった事で、この本は、それを包み隠さず、ありのままに書いただけなのかもしれません。いや、それとて、まだその一部に過ぎないのでしょう。この本にある生々しい描写は、心臓や弱い方や、その手のものが苦手な方にはとてもお勧めできません。僕とて、眉間に皺をよせつつ、何度も途中でため息と共に本を閉じたほどです。

そして、この本は、憎しみと心の痛みの表現に満ち溢れています。

でもこれは、これこそが、なんら特別で無い、普通の人間の感覚なのだ、と、より共感を覚えたのも本当です。絶望に満ち溢れた残酷な本です。しかし、これは読んでよかったと思いました。

現実に、少しでも近づけた気がしたからです。

・・・勿論、僕の想像など、いくら頭を働かせてたって、痛みが伴っていません。匂いが伴っていません。肉親を、大切な人の命を、永遠に失うという苦しみが、伴っていません。「本当の現実」を体験した方からしたら、たかが知れているのだとは十分にわかってはいるつもりです。

書きたいことはまだ沢山ありますが、今日はここまでにしておきます。

 

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・・・やっぱりちょっとヘビーになっちゃいましたね。すみません。

毎日暑いですが、皆さん、素敵な夜をお過ごし下さいね。

 

ではー。 



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