ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




そういえば、答え合わせをしてなかった・・・。

って、まぁ、今更かもですが、ほら、たまにはこんな話もね(笑)。

えー、今回のCOLORさんのツアーでのセットを、ナナメ上に浮きながら撮ってみた物です。

ムかって右が正面、お客さん側。そして、左がケニーやらマリオさんが居た舞台、上手側になります。

キーボーディストにしか分からないかもしれませんが、いわゆる一般的な「L字型」のセッティングですねー。一般的な言葉なんですよ、ほんと(笑)。

正面は、わりともうお馴染み、カワイのMP9000です。右手端には、かつて一緒に回ったツアーのステッカーなども残っています。このMPからはいわゆる生ピの音を。そして、わりと多かったローズ系などのエレピ関連のサウンドは、MPはマスターとして、音は後ろに置いたラックの中のMOTIF-RACK ESから出しておりました。レイヤーしていたものもあります。

左端には、テルミンですね。ご存知(いや、だれもしらないか(笑))「イシバシテルミン」ですね。

そして上手側には、上から

moog minimoog

HAMMOND XK-3c

YAMAHA MOTIF 8 XS

でありました-。足元にはそれぞれのボリュームペダルですね。

非常にシンプルで、でも、ピアノ、エレピ、オルガン、シンセと一通りあるので、すでに音数が結構あったこちらの現場では、必要十分かつ便利なセッティングでした。

XK-3cはコンボプリを通して、レズリー147RVに。僕がもう20年近く使っているレズリーでした。ちょっとハードになりすぎちゃう時もあるんですが、それがまた好きで、どこの現場でも、大体ずっと使ってます。最近パーカッションを効かせるのに嵌ってます。3rdを、わりと入れっぱなしにしてみたり。気持ちいいです。

あ、テルミンとminimoogは、それそれペダルの後、そのままRolandのディレイSDE-2000に入ってから(←大好き!SDE-2000!音の太いディレイをお探しの方、マストで2000ですよ)、手元のマッキーのサブ卓からPAに送られています。深めにかけてもいやらしくなく、それでいて原音が太くなる、「太め」好きには、必携のディレイであります。

サブ卓では、あとリバーブとして、レキシコンのLPX-100をセンドリターンでテルミンとminimoogに薄ーくかけて送っていました。レキシコンは、この程度の廉価機種でも、やっぱり広がりの深さが、一割、二割、違う感じがします。

しかし、今回使ってみて思いましたが、MOTIFはSEからXSになって、本当に物凄く音がよくなりました(僕は初代を7で、そしてESをRACKで持ってます。XSはいつかな・・・(笑))。そして、各音色も非常に緻密な音楽的な音、といいますか、非常に練られていて、よくある、「数いれておけば」的な音色作りとは全然違って。

今回のツアーでのXSは、まずとにかくオープニングのヒットのサウンドに尽きますねー。これは内臓の「Hit Me!」という音色でしたが、実にカッコイイ音でした。スタジオでよくある、「それそれ!」「これこれ!」みたいなね(笑)。この音はあまりにかっこよかったので、メンバー紹介でも使いました。あと、いままで弱いかなって思ってたPAD系もとっても充実してて。そうそう、特にまた生楽器系が素晴らしい。弦もいいですし、ギターも。スパニッシュギターの音など、弾いていて、あのアフタータッチを生かしたベンドにもう、思わず熱く、ついついリハの時・・・、

 

 

あ、

 

 

寝てる(笑)。

 

 

ではー。



コメント ( 21 ) | Trackback ( 0 )