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中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

楽しかった旅の一コマ (55) 古都グラナダの丘に聳えるアルハンブラ宮殿

2014年11月06日 | 日記



  

   

     今回はスペインのグラナダにやってきました。
     アンダルシア地方の中心地グラナダは、スペイン最後のイスラム王朝・ナルス
     王国が築かれた古い都です。
     13世紀の初めから1492年キリスト教徒に奪回されるまでの約250年の間、ナル
     ス王朝の政治・経済・文化の都として繁栄を極め、今でもその跡は世界遺産と
     なって随所に見られます。

     中でもイスラム芸術の最高傑作と言われるアルハンブラ宮殿は、町を見下ろす
     丘の上にある宮殿で、総面積14,000㎡という広大な敷地を誇り、ナルス朝のム
     ハンマド1世により約170年かけて建設されたものです。勿論、世界遺産です。
     外観とは違い内部は実に豪華絢爛ですし、庭園も見ごたえありです。

     宮殿内で最も古い城塞部分であるアルカサバ、王の居城であった王宮、夏の
     離宮ヘネラリフェ庭園と、敷地内は大きく三つに分けられています。
     建物の内部は幾何学模様や精緻な透かし彫りなどに驚嘆しますし、イスラムス
     ペイン様式を代表するヘネラリフェ庭園は、見学に結構歩かされますが全然飽
     きません。

     下の写真にも入っていますが、庭には日本から移植した柿が成っていて風情を
     感じますし、庭園はもともと王族の夏の別荘で、離宮と庭園からなる安らぎの空
     間を編み出していて癒されます。
     年中緑と季節の花に覆われ、豊富な雪解け水を使用した堀割りや噴水がとても
     素敵でした。

   
            ↑ 王宮
     
    ↑ カルロス5世宮殿                ↑ メスアールの中庭

  

           

  

  

      
     ↑ ライオンの中庭                 ↑ アラヤネスの中庭
  

            

     



コメント (2)
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