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理想を追い求めるブルース・スプリングスティーン

ブルース・スプリングスティーン&ジ・Eストリートバンド
新作「レッキング・ボール」を携えてのライブツアー、
僕はサマーソニックか単独公演で来日してくれれば日本で見る、
それがだめならU.S.Second Legに僕がアメリカに行き、
彼らのライブをしっかり見てこようと思っている。

僕の好きなブルース・スプリングスティーン。
彼は理想を追い求めている。でも理想と現実はかけ離れている。
一市民としておかしい事はおかしい。
間違っている事は間違っていると。
自分の思った事を表現し続けてきたのだと僕は思う。
ただブルースの発言力が大きくなり過ぎて、
自分自身で扱いきれなくなるのだと思う。
自分はそんな事を言える程の立派な人間なのかと自問するのだと僕は思う。
それでも社会の矛盾に耐えられなくなり怒りをロックで表現するのだと。

9.11後に「THE RISING」
アフガニスタン、イラク戦争でどうにもならない時に「MAGIC」
そしてオバマ大統領が誕生して平穏な生活を送れると「WORKING ON A DREAM」
でも経済格差は拡がり生活は楽にならない「WRECKING BALL」

ブルース・スプリングスティーンは「おかしいと思うことはおかしいと言っていいんだ」
「自分達の人生、自分達のやりたいことをやっていいんだ。人に迷惑かけなければ」
それを実際に体現してくれていると僕は感じる。
だからそれを聴いて、彼らのライブを見て背中を押してもらい、
僕も自信を持って思ったことを言い、
やりたいことを相手に感謝しながらやっていける。
そこが僕がブルース・スプリングスティーンを好きな理由だ。

またブルース本人はどちらがいいのか僕には分からないが、
ブルース本人が怒りを抱えている時の方が良い作品が出来るのは事実だと思う。
そして、今回の「WRECKING BALL」は怒りを表している作品だと聞いている。

日本で彼らのライブを観られるか、アメリカまでまた行ってくるか、
僕の活動期がまた始まった。
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