大きいのは鉋で 小さいのはアレで

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一見すると鉋の削り屑、大鋸屑に見えてあたりまえだよね、だってもともと鉋で削ってるのが鰹節なんだもんね。　削る時に動かすのが鉋なのか本節の方なのかの違いだけだ（笑）

先日紹介した　これ　を使うとこんな感じで削れる。　薬味として食べるに丁度良い削り具合だ。　出汁をとる鰹節としては細かすぎるね。　この削り器にはそういう削り具合をそもそも求めちゃイカン（笑）　どうしても自分で出汁用を削りたけりゃ従来の鉋型を揃えるしかない。

鉋型は刃砥ぎや刃出しの調節が面倒ではあるけれど、刃自体は大工の使う鉋と同じ物だから、そう簡単に切れなくなるなんてこともあるまい。　１回砥いだら大工は柱１０本は仕上げるからね。　本節で柱１０本分削るにゃ相当なもんだよ（笑）　ましてや柱は四面仕上げの面積で１０本分だもの。

削ってる最中のフレッシュ節の放つ香りは何度嗅いでもイイ匂いだ。　そして削り終えた鰹節を引き出すと、更に良い匂いがもうタマラン！　だね。

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