かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

気がつけばビートルズ

2021年04月16日 | The Beatles



本書は、昨日出たばかり。
本屋に行ったら、並んでいたので、早速ゲット。
面白いのであったいう間に読めてしまった。

ビートルズ研究科の藤本さんの本だが、普段接点も多い方で、目の前で話されている臨場感がすごい。
今までお聞きしたことがある話と、初めての話が入り混じるが、とにかくマニアックな性格が各所で出てくる。
私はB型で、回りからもよくそう言われるのだが、藤本さんもB型なのか。

こまめによく記録を取られているのと、レコード等の収集に際しての、執拗さが尋常ではない。
後半の冥途の土産ツアーについてのお話はよくお聞きしていたので、私も、もう少し時間ができたら、マネをしたいと思っている。
前半の、記事を書き始められたころの話や、ニューヨークで、レコードを買いあさった話は初めて。
特に、置き引きにあった話は、悲しい。
当時、私はシカゴに住んでいて、やはり同僚が置き引きにあった。
空港で、全く同型のカバンに置き換えられていた。
盗まれたカバンは、金目の物を取られれて捨てられていたが、書類等が盗まれなくて、よかったという話だった。

ポールのニューヨーク公演は、1989年12月に行かれているが、私はその寸前のシカゴ公演に行っている。音は悪かったが、とにかく感動で、ぼぉっとしていた。
ダフ屋との交渉の話も出てくるが、私は、金券ショップに並んでいたチケットを買った。
ダフ屋は取り締まるのに、金券ショップはOKなのか?仕組みはよくわからない。
ストーンズの公演にも行かれたという。シカゴにも来たのだが、チケットは入手困難だったし、スケジュールが合わずに行けなかった。
そういえばクラプトンも当時来て、公演後、クラプトン以外のバンドメンバーを乗せた飛行機が墜落するという悲劇もあった。

シルクドソレイユも行かれたという。
私は当時は、日本にいて、行けなかったのだが(夏休みを利用して行こうと考えたことはある)、今は、コロナで倒産してしまったので、永久に見られなくなってしまったのかもしれない。

カスバクラブや、エンプレスなど、当時の面影がどんどん失われつつあるということで、早く再訪したいが、この状況ではいつになることやら。

マニアックな本だが、旅の面白さ、音楽を追っかける面白さを、満喫させてくれる本。

コメント
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