豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

パラノーマル・アビティリティー TOKYO NIGHT

2010年12月12日 00時07分02秒 | シネレポ2010
解説: 低予算ながらも口コミで火が付き、世界中で大ヒットを記録した
『パラノーマル・アクティビティ』の日本版続編。今回は東京を舞台に、
一軒家で暮らす姉弟の衝撃の体験をカメラがとらえる。
監督を務めるのは、『本当は怖い童謡』の長江俊和。姉役に『ネコナデ』の青山倫子、
弟を『大奥』などの話題作への出演が相次ぐ中村蒼が演じている。
ほぼ同時期に製作されているアメリカ版続編と共に注目したい。

シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: アメリカ旅行から戻って来たばかりの春花(青山倫子)は、
弟の幸一(中村蒼)と父親の3人暮らし。ある朝春花が目覚めると、
部屋の物が知らないうちに移動していることを察知する。
彼女は弟の悪ふざけだと決めつけるが、幸一は自分はやっていないと言い張ったため、
部屋にビデオカメラを設置して事の真相を確かめることにする。




135万円という低予算で製作していながら、口コミで人気が広がり
なんと180億円もの興行収入を記録した大ヒットホラーの日本版続編です。
霊が出たり、人が死んだり血が出たりといったグロい映像を一切見せずに
怖がらせるという点では大成功の映画だと思いますが、
この日本版に関しては、完全な二番煎じというか、特にひねりもなく
舞台を日本に移しただけって感じで新たな恐怖は一切なかった感じです。
しかも日本語だから粗が目立つというか、一応フェイクドキュメンタリーとは
わかっていても、セリフっぽく聞こえてしまってちょっと興ざめ。
それとせっかく日本を舞台にするんなら、いかにも霊が出そうな
和風建築を舞台にしてもよかったと思うんですが。
来年はまたアメリカ版の続編も公開されるようですが、もう1作目ほどの
ヒットはしないんじゃないでしょうかねぇ。