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残念!

 落合が負けた。福岡で2連勝したときは、もう優勝間違いなしだと思っていたのに、名古屋でまさかの3連敗・・。ホームで強い中日がどうしたんだ?? もうこれで終わりかな、と思っていたら福岡で勝って3勝3敗までもつれ込んだ。こうなりゃ、第7戦は落合竜の最終戦、どんなことがあっても勝つんだろう、いや勝たねば!と思って見ていたところ、相変わらずの貧打・・。投手陣はそれなりに踏ん張ったものの、結局は零封され、あえなく敗戦。落合に花道を飾らしてやりたいと思って、にわか中日ファンになったものの、ついにその夢は潰えてしまった、残念・・。



 「いい8年間だった。負けたのは残念だが悔いはない。ここまで来られたのは、あいつらのおかげ。俺は今日でいなくなるけど、今までやってきたことを継続してやっていければ。外からどういう野球をするのか見ている」
と試合後、落合は語ったと言われるが、さすが落合、潔い。誰が見たって不甲斐ない打撃陣に苦言を呈することなく身を引くなんて芸当はそう簡単にできるもんじゃない。それは優勝した秋山監督に祝福の言葉をかける次の写真を見ても分かる。


 何て言ったんだろう?興味が湧くが、試合中にTV画面に時折映し出された落合の顔は、いつもと全く変わらず淡々としたものだった。本当に日本シリーズ第7戦を戦っている監督?と言いたくなるほどいつも通りで、見ているこちらが拍子抜けするほどだった。しかし、実にカッコイイ。きっと俯瞰的に試合を見る目が落合にはあるんだろうな、と感心してしまった。やはり希有な名監督だ。

 それにしても、神経戦の連続だった今年の日本シリーズ、球界の盟主を自認する巨人が、球団内のゴタゴタでミソを付けたのは許せない。清武の糾弾もナベツネの反論も、どうでもいい内輪もめに過ぎないのに、本シリーズ中にもかかわらずマスコミが大きく取り上げ、騒ぎが大きくなったのは許し難い。どのみち原に監督を任せておく間は巨人が強くはなることはないのだから、じたばたしたところで意味がない。

 原をクビにして落合を監督にすればいいだけのことなのに・・。
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