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ぎゃあ!

 昨日、2時過ぎに出かけようと車に乗り込んだら、びっくりした。フロントガラスに大きな亀裂が走っている。


運転席の右端から、長さ30cmくらいの亀裂だ。「ぎゃあ!」きっと意味不明の叫び声をあげたことだろう。変な物がガラスに付いているのかもしれないと、拭いてみたが、違う。車を降りて、前から調べたが、どう見ても亀裂だ。


なんでこんなになってしまったんだ?午前中出かけて11時30分ごろに帰宅したときには何も変わったことはなかった。すると、それから3時間近くの間に車に何かが起こったのだ。いったい何が?とりあえず妻を呼んでみた。
 「何これ?」
 「まったくだ、何だよ、これ?」
 「でも、3時間くらいの間でしょう?石でも当たったのかな?」
亀裂を隅々まで調べても、石が当たったような形跡はまるでない。普通石が当たれば、当たった箇所には窪みができるだろうが、そんなものはどこにもない。ただ亀裂がピシッと入っている、そんな状態だ。車庫の前は舗装された道路だし、石なんか落ちていない。どう考えても不思議だ。しかし、原因はどうであれ、ガラスをこのままにしておくことはできない。修理をしなければならないが、しかし、フロントガラス1枚を交換するとなれば相当費用がかかるだろう、困った・・・
 「そういえば、この車には車両保険がかけてあったでしょう?」
 「おお、そうだった。この車にだけはかけてあったよな、そういえば」車両保険がかけてあれば、保険で直せる、私は少しほっとした。
 「でも、簡単な車両保険でしょう、確か。直るものと直らないものがあるはずだよ」
 「そうか・・。じゃあ、確かめてみる。その間にディーラーに電話して、事情を話してくれ」
そう言って、私は保険代理店を営んでいる友人に電話して状況を説明した。すると、
 「単独の事故では保険がきかないけれど、飛び石のようなものなら保険はきくよ、大丈夫だよ」
 「そう、よかった。ちょっと安心した。ありがとう」
やはり、保険というものは万一のときに備えて、できるだけかけておくべきものだ。それを報告しようと家に帰ったら、妻がディーラーの担当者と電話で話している最中だった。私が保険はきくらしいと告げると、妻も安心して電話でその旨を伝えた。
 その結果、3日か4日に車を引き取りにきて、ガラスの修理とちょうど時期になっていた車両点検も一緒にしてきてくれることになった。これで、ひとまず一件落着したが、それにしてもいったいどうしてこんな亀裂が入ってしまったのだろう。道を挟んだ反対側の車庫に止めてあるバスのフロントガラスには、石が当たってできたと思われる窪みがいくつかある。はたしてこれが駐車中に石が当たってできたものなのか、走行中に石が当たったものなのか、まったく分からないからなんとも言えないが、それでも、亀裂が入るほどのものではない。じゃあ、いったいこの亀裂はどうやってできたのだろう・・・なんだか、気持ちが悪いけれど、ディーラーが原因を調べてくれるまでは、もうしばらく狐につままれたような気持ちでいるしかないだろう。
 本当に不思議だ。

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