三枝草日記

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姫路城

2011-05-18 18:20:26 | 教養・文化

 昨日、学校厚生会主催の歩こう会「天空の白鷺:大天守閣修理見学」の集いに参加した。昨年秋より5ヵ年計画で改修工事が行われており、大天守は素屋根で覆われているが、エレベーターで地上50メートルの素屋根内部の見学スペース「天空の白鷺」まで登ることができる。そこから大天守の漆喰壁や屋根瓦の葺き直しなど、改修の様子も間近に見学できる。今まで見ることができなかった、「上山里曲輪」や「リの一渡り櫓」も特別公開されており、NHK大河ドラマで放映中のお江の娘「千姫」ゆかりの西の丸・化粧櫓も見ることができた。

 姫路城は1993年12月、法隆寺とともにユネスコの世界遺産にわが国で初めて登録された。江戸時代初期に造営された最も完成された城郭建築であり、壮麗な天守閣をはじめ数多くの建物が建築当時の美しい姿で今日まで残っている唯一の城でもある。

 姫路城の美しい姿は何時も目にしているが、それこそ「燈台下暗し」で城内に入ったことは殆どなかった。改修工事が始まると姫路城の美しい姿を当分見ることができないので、昨春、桜が満開の頃に行ってみたが、長蛇の列で入城に2,3時間要するようだったので断念したのが残念であった。

 今回はシルバー観光ボランティアの方がユーモアたっぷり、懇切丁寧に案内をして下さったので、姫路城にまつわる歴史もよく解り、気がつけば2時間30分が経過していた。今日は来て本当に良かったと思った。姫路城の素晴らしさを再認識すると同時に、姫路城は姫路市民の誇りであるとつくづく思った。17日が開館から53日目で10万人を突破した日となったようだ。この日は10万前後に入館したことになり、丁度10万人目に入館していれば、記念品をもらえるところだったのに。

 前回の昭和の大修理は1956(昭和31)年~1964(昭和39)年であった。約半世紀近くになるが、その時は大学生だったので、友だちを案内してお城に行った記憶がよみがえってきた。当時は紅顔の美青年であった。今の「嵐」のようなものである。

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2010年4月撮影

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                                          1958年11月撮影  

   

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by saegusa1753