JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

AIR DOとソラシドエアが経営統合へ

2021-05-14 | シャック便り
「新規航空会社」のAIR DOとソラシドエアが経営統合を検討していることが明らかになりました。今月中の基本合意を目指しているとのことです。ソースはこちら

報じられている内容によれば来年秋を目処に持株会社を発足させ、その下に2社が入る形になるとのことです。人事経理など管理部門を統合、さらに燃料や機材調達などを共通化しコストを下げるとしています。


スカイマーク・AIR DO・ソラシドエア・スターフライヤーの4社はかつて「新規航空会社」と呼ばれていました。JAL・全日空・日本エアシステムの3社体制が緩和され新規参入した会社です。

しかしながら経営体力が脆弱でいずれも経営が破綻、辛うじて自主独立を果たしているスカイマークを除けば全日空の支援を受け、羽田空港の発着枠をコードシェアの形で全日空に供出し事実上「全日空の下請け」と化しています。加えて全日空本体では採算の取れない路線(例えばAIR DOでは新千歳-岡山線)を引き受けさせられ「生かさず殺さず」の状態に置かれてきました。

ところが新型コロナウイルスの影響でこれらの会社は大きなダメージを受け、全日空への資本支援を求める事態となっています。全日空本体すら大幅な赤字で苦しい中で3社が代わる代わる資金支援を求めてくる状況は耐えられないはずで、全日空が持つこれらの会社の株式を売却する形で資金を得るとともに縁を切る形を考えている可能性もあります。


この経営統合が「全日空の下請け」の枠内でのものなのか、下請けからの脱却を目指すものなのかは現時点でははっきりしていません。スターフライヤーの動向、さらにスカイマークまでも巻き込むのなら大再編につながる可能性もあり非常に注目すべき出来事なのかも知れません。もちろん大再編には巨額の資金を出せるスポンサーが必要になってくると思われます。
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馬渡島移動運用メモ

2021-05-13 | シャック便り
馬渡島メモ
[唐津市鎮西町馬渡島]
馬渡島は佐賀県唐津市呼子の沖合にある島の1つです。人口は約400人。佐賀県では最も大きな島で、島の南にある漁港を中心に集落があります。

イカなどの漁業が盛んです。江戸後期に迫害を逃れたキリシタンが島の北部に住み着き、カトリック教会もあります。


[島内での運用]
定期船の発着する港付近がよいでしょう。


[島へのアクセス]
呼子港から名護屋港経由で郵正丸の「ゆうしょう」が1日4便あります。呼子港の乗り場は各航路ごとにバラバラな位置にありますのでご注意ください。

「ゆうしょう」は旅客船のため車を載せることはできません。


[島内でのアクセス]
徒歩のみです。


[宿泊施設]
民宿が3軒あります。いずれも規模が小さく予約が必要です。


[島内の店]
島内には集落に小さな商店が1軒あるだけです。食事や必要な品は呼子で調達した方がいいでしょう。あとは漁港に飲み物の自動販売機があります。


[注意点]
冬は季節風が強いようです。アンテナの設営にご注意ください。


[おみやげ]
特にありません。
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函館御朱印巡り②

2021-05-12 | 御朱印めぐり
函館の御朱印巡りの続き。

山上大神宮からさらに山裾を回り込みましょう。船魂神社があります。

伝承では1135年に良忍上人が海上安全を祈念したのが創建としており北海道最古の神社としています。函館港を船籍港とする船の守護神として長年親しまれており、青函連絡船の守護神ともなっていました。

幕末に船魂神社の神職を務めた沢辺琢磨は坂本龍馬の親戚筋にあたり、のちにハリストス正教に改宗して日本人初の司祭となった人物です。麓の十字街に坂本龍馬記念館があるのは琢磨に加え親族も北海道開拓に加わったためとされますが、龍馬本人は北海道の地を踏んだことはありません。

船魂神社の御朱印です。


アップダウンがあるので足に来ます。疲れをとりに谷地頭温泉に行ってみましょう。市電の谷地頭電停近くです。

市営の大きな共同浴場です。函館山はかつて火山だったそうで、温泉が湧くのもなるほどです。


函館名物の塩ラーメンを食べ最後は函館中央郵便局へ。

土日祝も開いており風景印がもらえます。

函館中央郵便局の風景印です。五稜郭に函館山、夜景と盛りだくさんなのは中央郵便局ならではですね。今はゴム印でも細かな表現ができるのでこんな風景印になっています。


今日は函館発丘珠行きの飛行機を予約しています。中央郵便局を出てそろそろ函館空港に向かおうかとしていたら電話が。機材整備のため欠航だそうです。後続便も就航未決定とのことで飛行機はキャンセルしJRで札幌に向かうことにしました。幸い空港に向かう直前だったのですぐ切り替えることができました(飛行機代は全額返金されています)。

これまた幸いなことに30分ほどで13時53分発の北斗13号が出ますので時間ロスは最小限となりました。

JR北海道は経営難から軌道や車両の整備に手が回らなくなり車両性能を落とした新車を入れたり最高速度の引き下げを行っています。一時は函館-札幌間で最速3時間を切っていた北斗ですがこの13号の札幌までの所要時間は3時間54分。1988年のダイヤ改正以前の所要時間に戻っています。

以前は見えなかった通過駅の駅名がはっきり読めるようになり、スピードを落としていることが分かります。札幌まで長かったです。


函館には他にも多くの寺社があり御朱印をいただけます。五稜郭など一通り見て回ったリピーターの方には御朱印巡りをオススメしたいと思います。

今回の御朱印情報です(特記ない限り御朱印料は300円)。
湯倉神社  1種を授与所で授与。入浴剤つきで500円。
高龍寺   1種を寺務所で授与。
山上大神宮 1種を社務所で授与。
船魂神社  1種を授与所で授与。500円。オリジナル御朱印帳あり。
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函館御朱印巡り①

2021-05-11 | 御朱印めぐり
先日函館に行ってきて御朱印巡りをしてきました。

函館は函館山とこれにつながる砂州により作られた天然の良港を持つ港町で、長年北海道の玄関口となってきました。和人(朝廷や幕府の体制下にある日本人)が住み始めたのは14世紀頃からで、次第に居住域を広げて江戸時代には渡島地方の支配権を確立します。

一方でロシアやアメリカなどが開国を迫り、幕府は函館を開港し大いに栄えてゆきます。明治になって北海道の行政中心は札幌に移されましたが北海道開拓の重要港としての函館港の地位は揺らぎませんでした。飛行機の発達により北海道の玄関口は千歳に移りましたが、現在でもハリストス教会など古い建物が残され観光名所となっています。もちろん寺社も江戸末期から次々と建てられ、北海道では古刹と言えるお寺もいくつかあります。御朱印が頂けるところもありますから回ってみましょう。


それでは振り出しは湯の川から。湯の川温泉で知られ函館空港から近い位置にあります。市電の湯の川停留場の近くに湯倉神社があります。

伝承では1453年頃に木こりが湯の川温泉が発見し、そのお礼に薬師如来を祀る祠を建てたことが始まりとされていますが、明らかな事実として残るのは1653年に松前藩第九代藩主高広が病気になった際に夢のお告げで湯の川温泉を発見、そのお礼に薬師如来を祀ったとされており、神社はこれを創建としています。いずれにせよ湯の川温泉と深いつながりがあることが分かります。

本殿は1941年の創建です。

湯倉神社の御朱印です。一緒に入浴剤をいただきました。湯の川温泉らしいですね。


では市電に乗って中心街に向かいましょう。1897年に馬車軌道として開業、1911年には電車運転となり1943年に市有化されています。自動車の普及により次第に路線を縮小し現在は2つの系統のみとなりました。

ICカード化されており「ICAS nimoca」というカードを発行しています。九州の西鉄グループが発行する「nimoca」そのもので、「nimoca」でも市電と函館バスとの乗り継ぎ割引が受けられるそうです。函館市が市電と函館バスとの共通利用のできるICカードを探していたところ、電車もバスも運営している西鉄がぴったりだったのだそうです。

函館駅前を通過して終点の函館どつく前へ。ここから函館山の山裾を上ってゆきます。高龍寺があります。

1633年に盤室芳龍が創建した曹洞宗の寺院で、もとは函館駅北方の亀田にありました。1969年の箱館戦争では旧幕府方の野戦病院となったために新政府軍に焼かれてしまい、1879年に現在地に移転しています。函館で現存する最古の寺院とされ、本州の本山格の寺院と同じくらい立派な伽藍を誇っています。2012年に本堂や山門などが国から重要文化財の指定を受けています。

立派な山門です。1911年に完成したもので、彫刻の施された部材は越後で作られて船で運ばれたそうです。

御朱印をお願いすると「本堂でお参り下さい」とのことでお参りしました。1899年の完成でこちらも越後から運ばれた部材が使われています。雪の時期は雪囲いがされるそうですが既に外されています。

高龍寺の御朱印です。


ここから函館山の山裾をぐるっと回ってゆきます。幸坂という坂を山の方に上った突き当たりに山上大神宮があります。

14世紀後半に亀田に伊勢神宮を祀ったのが創建とされ、以降場所を転々とし1902年に現在地に移転しています。

本殿は1932年に完成しています。

山上大神宮の御朱印です。

このあたりは船見町という地名で、なるほど函館港の船がよく見えます。その代わり猛烈な上り坂です。


結構坂がきついので前半はここまで。後半に続きます。
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今年の沖縄移動について

2021-05-10 | シャック便り
例年5月下旬に行っている沖縄移動ですが、新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が出ているため延期します。今のところ6月2週目または3週目で調整中です。

沖縄アマチュア無線60年祭がありますので何とか行きたいとは思っていますが、こればかりは何ともならないですよね。直近になりましたら改めてお知らせします。
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大阪府泉南郡熊取町(JCG 25002)移動運用報告

2021-05-09 | 移動運用結果報告
5/9(日)に大阪府泉南郡熊取町(JCG 25002)永楽ダム展望台に移動運用に行ってきましたのでご報告します。

Esシーズンに向けたアンテナ整備で残っているのが24/28MHzのダイポールです。やることもないのでアンテナの動作確認を兼ねて移動に行くことにしました。関西VHFコンテストもあるので試し撃ちにはちょうどいいでしょう。

場所は泉南郡熊取町にしました。泉南郡であればマルチとしてもニーズがあるでしょう。


いつも通り阪和線で熊取へ、ここから南海バスです。バスを降りると1時間弱の歩きとなります。永楽ダムにある登山口まででも結構距離がありますが、そこからさらに荒れた山道の上りとなります。

思ったより時間を取られ9時を回ってようやく到着です。アンテナを設営しましょう。風があるので意外と寒いです。

9時40分に50MHzからスタート。関西VHFの参加局は3局ほど。少ないです。

どうしようかと思い28MHzに行くと意外と局がいます。空き周波数でCQを出してみると結構呼ばれます。泉南郡のマルチが取れるので(多分他には出る局はないでしょうから)呼ばれ方が必死なんですよね。有り難いことに結構呼ばれました。28MHzになるとGWが伸びるのですね。それも意外な発見でした。

呼ばれなくなったので18MHzのアンテナに張り替えてみます。こっちはJS6EOG局が聞こえる程度であまり開いてない感じです。今月下旬からで沖縄移動を組んでいましたが緊急事態宣言の延長で来月に延期したいと思っています。情勢を見極めるつもりですが本日大阪は875人が感染確認だそうで今月いっぱいで解除される見込みは低いでしょうね。


50MHzに再び出てみると今度はコンテスト周波数で呼ばれます。結構呼ばれます。50MHzも落ち着いたのでもう一度28MHzへ。このとき間違ってFMの呼び出し周波数のボタンを押してしまったのですが何か聞こえます。何と29.280に8J2OLYMPIC/2が出ていました。コールしたら59/59でQSO成立。岐阜県山県市移動だそうです。なんでこんなところにいるの?という思いはありますがゲットできてよかったです。

どのバンドもオープンしないので12時で終了し撤収します。駅に行くバスは1時間に1本。13時12分発に間に合うよう下山しました。


帰りの紀州路快速で寝てました。起きたら駅のアナウンスで人身事故の案内が。どうやら熊取駅で起きたそうです。無理に1時間引っ張って山の上にいたら巻き込まれるところでした。危なかったです。


本日は18MHzで2局、28MHzで16局、50MHzで27局の計45局でした。ありがとうございました。

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5/9 大阪府泉南郡熊取町移動

2021-05-07 | 移動運用予定
以下の通り大阪府泉南郡熊取町(JCG 25002)に移動します。


日時:5/9(日) 午前9時頃~正午過ぎ頃

場所:熊取町 永楽ダム展望台からQRVの予定です。

バンド:18/28/50MHz帯(SSB)
 関西VHFコンテストに参加するかは未定です。 

※当局の移動運用についてはこちらもご覧下さい。
※QSLカードについてはこちらをご覧下さい。
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5月分QSL発送しました

2021-05-06 | QSL発送情報
5月分のQSLを本日ビューロー宛発送しました。

・3/6の奄美市移動の残り全て
・3/13~14の愛媛県移動の全て
・3/27の三重県鳥羽市菅島移動の全て
・3/27の三重県鳥羽市坂手島移動の約半分
を発送しました。

しかしながら
・3/27の三重県鳥羽市坂手島移動の約半分
・4/16~18の福岡移動の全て
・4/24~25の香川移動の全て
・5/3の兵庫県宝塚市移動の全て
は送りきれず未発送となっています。

順次発送しておりますのでご理解のほどよろしくお願いします。
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今治馬島移動運用メモ

2021-05-05 | シャック便り
今治馬島移動運用メモ
[今治市来島馬島]
馬島は来島諸島にある島の1つです。人口は25名ほど。

今治藩が馬の放牧を行っていたことからこの名前になったとされます。馬島の周囲は来島海峡の航路となっており、潮の方向により航路を切り替えています。

現在は花の栽培が盛んです。


[島内での運用]
定期船の発着する港付近がよいでしょう。


[島へのアクセス]
今治駅前から大三島方面行きのバスに乗り馬島BS下車です。瀬戸大橋の櫃石島や岩黒島などと同じく一般車は馬島には降りることができません。

くるしまによる定期船「くるしま丸」も利用できます。波止浜-来島-小島-馬島のルートで運航されています。「くるしま丸」は旅客船のため車を載せることはできません。



[島内でのアクセス]
小さい島なので徒歩のみです。


[宿泊施設]
「グランルーク馬島」があります。


[島内の店]
ありません。


[注意点]
特にありません。


[おみやげ]
特にありません。今治のお土産としては「母恵夢」「ラムリン」などがあります。
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今治小島移動運用メモ

2021-05-04 | シャック便り
今治小島移動運用メモ
[今治市来島小島]
小島は来島諸島にある島の1つです。人口は数名。

日露戦争に備えて整備された芸予要塞の要となる島で、海軍根拠地の呉を守るため司令部や砲台が置かれました。ロシア軍は日本海海戦で壊滅し砲台が使用されることなはく廃止されています。

既に人口が大きく減って限界集落となっており、主立った産業もない状態です。


[島内での運用]
定期船の発着する港付近がよいでしょう。


[島へのアクセス]
くるしまによる定期船「くるしま丸」があります。波止浜-来島-小島-馬島のルートで運航されています。「くるしま丸」は旅客船のため車を載せることはできません。

本土側の波止浜港へは今治駅からせとうちバスの「渡し場」下車すぐです。また今治駅から大三島方面へのバスが馬島に停車しますので馬島側から乗ることもできます。


[島内でのアクセス]
小さい島なので徒歩のみです。


[宿泊施設]
何もありません。かつてはキャンプ場がありましたが既に閉鎖されています。


[島内の店]
ありません。


[注意点]
特にありません。


[おみやげ]
特にありません。今治のお土産としては「母恵夢」「ラムリン」などがあります。
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