JF4CADの運用日誌2.5

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阪急宝塚線(豊中)御朱印巡り①

2023-01-25 | 御朱印めぐり
12月に「ITAMI空の市」に行った際に時間ができましたので豊中市内の御朱印巡りをしてきました。阪急宝塚線の駅から近いところを回ってみましょう。

阪急宝塚線は一般的には「箕面や有馬への行楽輸送を狙った鉄道路線として開業した」とありますが、実際のところ箕面は夏の避暑か秋の紅葉程度になりますし、有馬に至っては具体的な計画図すらないので有馬まで線路を引く気がなかったことは明らかです。つまり通説だとこんなところに線路を引けないことになります。

「じゃ何のため?」となりますが、「沿線寺社への参詣鉄道」であったと考えられます。川西能勢口-宝塚間は福知山線に対し北側を通っており、中山の山系の山裾にあたり起伏があって鉄道を引くには条件がよくありませんが、西国札所の中山寺の門前を通過しますし、古くから信仰を集める清荒神にも近くなります。箕面も歓喜天の西江寺や弁財天の瀧安寺の参詣客であれば通年乗客を見込めます。

実は豊中市内においても寺社に極めて近いところを通過しており、このルート選びは偶然とは思えません。「ITAMI空の市」の整理券をゲットしましたので、開場までの時間を活かして確かめに行ってみましょう。


では服部天神駅から。

2013年にそれまでの「服部駅」から「服部天神駅」に改称しています。

駅前にあるパチンコ屋「服部会館」のネオンが何十年も昔から変わらず出迎えてくれます。明らかに「忍者ハットリくん」なんですが、何も文句が出ていないのでしょうね。

駅名の通り服部天神の最寄り駅です。というか神社の社地に線路を引いたためこのようにご神木がホームに残っています。毎年服部天神から神職の方が来てご神木に安全祈願をするとのこと。

服部天神宮は5世紀前半に渡来人の秦氏がこの地に少彦名命を祀ったことが創建としています。その後901年に菅原道真が九州に流される途中でこの地で脚気の症状から動けなくなり、祈願をしたところ足の痛みが取れたとして「足の神様」として信仰されるようになります。

このため草履を奉納する風習があるそうです。

新春の準備中でした。

服部天神の御朱印です。

また境内の豊中えびす神社の御朱印も頂けます。もちろんえびす祭も1月に行われるそうです。


それではお隣の曽根駅へ。

ここからは次回にしましょう。続きます。
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