JF4CADの運用日誌2.5

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「京の夏の旅」のどうしようもないマイナー感

2019-07-27 | 御朱印めぐり
京都では毎年年明け後から春先までの閑散期に「京の冬の旅」という観光キャンペーンが行われ、通常非公開の寺院で特別公開が行われます。中には他の機会も含めほとんど公開されない寺院もあり、御朱印巡りの方も含め多くのお客さんが特別拝観に足を運びます。

それでは「京の夏の旅」はご存知でしょうか?冬と同じく観光客の足が止まる真夏に行われている観光キャンペーンです。今年は7/6~9/30まで行われています。

公開箇所は以下の通りです。
・仁和寺 金堂・経蔵・観音堂を公開
・上賀茂神社 本殿や寺宝などを公開。
・下鴨神社 本殿などを公開。
・旧三井家下鴨別邸 2階までを公開(3階は高齢者には厳しい階段であるため公開はレア)。
・杉本家住宅 
・吉田家住宅
・旧湯本家住宅 初公開(9月より)
・藤野家住宅 初公開(9月より)

ご覧の通り町家の公開が多いのが特徴です。町家建築に興味ある方であれば今回初公開の2軒は回るべきと思いますが、それ以外は「どこかで見たよね」という感じがします。夏場は暑い上にお盆があるなどお寺にとっては特別公開をやりにくい時期ですのでこうなるのでしょうね。「京の夏の旅」に漂うマイナー感はこの辺から来ているのかも知れません。

最近の「京の冬の旅」もですが、あからさまに前例踏襲になっており攻めてないんですよね。思い切って明治期以降の近代建築だけに絞った「夏の旅」をやってもいいと思いますし、大学が夏休みなので市内の大学の特別公開でもいいと思います。例えば京都を代表する大学である京都大学の創立は1897年。120年の歴史があり、戦災に遭わなかったため近代の文物に絞っても数多く所蔵しています。京都大学総合博物館で普段公開していないような収蔵品を公開するのも面白いのではないでしょうか。


話がややずれちゃいましたが、今年も10月より浄土宗京都教区の特別大公開が予定されていますし、しばらくはお休みでもいいのかも知れませんね。私は例年8月に開催されるJR京都伊勢丹の沖縄物産展に泡盛倉庫さんが出店される(8/7~13)予定ですので顔を出しに行きたいと思います。今年5月には病気で行けなかったので謝らないとあかんですね・・・


なお仁和寺はJR西日本が季節ごとに展開する「ちょこっと関西歴史たび」ともタイアップしています。こちらの情報によるとこの春修復工事が完成した観音堂の特別公開を記念した御朱印(書き置き5種:各500円)があるそうです。
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