JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2019-02-07 | シャック便り
[網地島ラインの新造高速船が就航へ]
宮城県の石巻から田代島・網地島を結ぶ網地島ラインの新造船「シーキャット」が完成、建造していた常石から引き渡され、石巻でお披露目が行われました。新船の使用と新ダイヤの認可が下りる3月頃から就航予定とのことです。

「シーキャット」は109t・航海速力26ノットで定員は220名です。現在使用している高速船「ブルーライナー」の置き換え用として建造され、石巻から田代島までは現在より10分前後短縮されるとのことです。

また牡鹿半島の鮎川から網地島を結んでいる同社の小型船「みゅう」も老朽化のためこのダイヤ改正をもって引退し、「シーキャット」と「マーメイドII」の2隻体制で運航されます。このため3月予定のダイヤ改正は白紙改正となる見込みですのでご注意ください。「みゅう」は元をたどれば1987年に建造された四国汽船(香川県直島町)の「かもめ」で、エスパルスドリームフェリーなどを転々として網地島ラインにやってきた数奇な運命を持つ船です。老朽化が進んでおりさすがに今回で長い旅を終えるものと思われます。


[東海汽船さるびあ丸代替船の建造開始&新岡田港船客待合所の供用開始]
東海汽船が貨客船「さるびあ丸」の代替として新造する船の起工式が1/29に三菱重工下関で行われました。デザインと船名は今年6月に公開され、来年6月から就航の予定です。また新造されるジェット船は今年5月に起工式を行い、来年6月からの就航予定です。

加えて大島・岡田港の船客待合所が新しくなりました。


[共勝丸が新船を投入]
東京-小笠原間の貨物船を運航している「共勝丸」がこれまでの「第二十八共勝丸」にかわる新船「共勝丸」を就航させました。「共勝丸」は大分県佐伯市の本田重工業で建造された325t・最高速力14ノットの船です。

以前は貨物船ながら客室に一般客を受け入れていましたが、ネット上で「おがさわら丸より安く行ける」と口コミが流れるようになるとマナーの悪い悪質客が乗るようになり、受け入れを中止しています。風呂場の水を出しっ放しにして船にとっては死活問題の清水タンクが尽きかけたこともあったそうです。

共勝丸は「猫の島」として有名になった宮城県石巻市田代島の出身者が創業した船会社で、現在も石巻に本社を置いているそうです。


[昭和バスが路線網を見直しへ]
佐賀県の佐賀市・唐津市や福岡県糸島市などで路線バスを運行している昭和バスが路線網の見直しを検討していることが明らかになりました。

働き方改革のため運転手の勤務態勢を見直した場合に現状の1.2~1.5倍の運転手が必要となることが判明、1便平均の利用者が10人以下となっている佐賀市北部を中心とした26路線について乗合タクシーなどの代替交通機関の導入を自治体と検討したい、としています。

昭和バスでは昨年12月に糸島市内の3路線を糸島市コミュニティバスに移管するなど継続して路線の改廃を行っています。
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