5/21(土)波照間島→石垣→那覇
いよいよ土曜日になりました。今日と明日の結果が鍵になります。50MHzが開くと嬉しいですね。
雨は明け方に上がったようです。朝ご飯を食べたら部屋をあけて屋上でQRVしましょう。部屋を空けて屋上の日陰に設営させてもらいます。
防水のビニール袋を取り払い、伸縮ポールを高く上げます。
50MHzはまだのようですので、8時過ぎに21MHzからスタートです。8から6本土までオープンはしているのですが強さは不十分らしく、呼ばれ方はまばらです。
今回はリニアがあるので何とかQSOできている感じですね。これでも55とかのレポートををもらうことがあります。なかなか爆発的オープンになりませんね。
9時になると50MHzが開いている様子なのでQSYします。どうやら本土では7と8が開いているようです。途中50MHzでQSOしたJM1XXL/4局によるとみんなアンテナを北東方向に向けているらしく、バックになる沖縄方面には向けてないようです。なんとまぁ残念。
9時台は絶不調で、たった6局に終わりました。
どうもこうもならないので21MHzのアンテナを18MHzに張り替えました。こっちも依然として深いQSBがありますが、21MHzよりは呼ばれます。やっぱり18MHzの粘り腰は有り難いです。
そんな18MHzも11時30分を回ると手詰まりになりました。仕方ないので50MHzをワッチ。高い方の周波数でいつもお世話になっているJI3BDAさんがCQを出していたのでこちらからお呼びしました。BDAさんはびっくりされていた様子でした。
港への送りの時間が来ましたので終了です。うーん、気合いの割に空振り気味でした。
帰りは13時15分発の波照間海運に乗ることにしました。船は「ぱいぱてぃろーま」という昨年夏に就航させたばかりの最新鋭です。
大阪の三保造船所で作られてはるばる石垣まで回航されてきたのだとか。「ぱいぱてぃろーま」とは「南波照間島」を意味し、苦しい暮らしにあえぐ島民達が思い描いた理想郷だそうです。もちろん波照間島の南には島はないのですが、南波照間島を目指して旅立った島民がいたとの記録があるようです。
波照間海運は残念ながら割引キャンペーンをやっていないようで片道料金の3000円を払います。
ぱいぱてぃろーまは双胴の高速船で、渡嘉敷島や座間味島行きの高速船に近い形です。内装は百貨店の高島屋の子会社が手がけており、とても離島の船とは思えない見栄えのいい船に仕上がっています。
波照間を出航します。今日は昨日と同じくらいの波の高さですが、安定性が高いので船底を叩くような揺れは3回しかありません。安栄の船は何度船底を叩いたか数えるのもやめるくらいでしたから、これはいい船ですね。
波照間はなかなか面白い島でした。適度に観光地なんで訪れるにはいいと思います。
1時間で離島ターミナルに到着。バスで石垣空港に戻りましょう。JTA622便で那覇を目指します。
保安検査を抜けた待合室で待っていると滑走路の向こうに虹が出ました。
622便の20分前に出発するJTA84便が飛び立つ瞬間を写真に撮れば凄くいい写真になるなぁと思って待ち構え、最終案内まで粘ったのですが「早く乗れ」とのことで残念ながら撮れませんでした。
この622便は84便の続行便にもかかわらず団体客が乗っていたのでそこそこの搭乗率です。慶良間諸島上空を通過するルートで那覇空港に到着。
ゆいレールでいつもの宿に入り、サンエーで明日の買い物をしたら白ヒゲのおじさんの居酒屋に向かいます。いつも通りの大歓迎で有り難い限りです。
本日は18MHzで27局、21MHzで24局、50MHzで6局の計57局でした。50MHzがもっといけると思っただけに残念でした。