5/4(月) 都内ホテル→晴海
今日は東京コンテストです。昨年11月の東京UHFコンテストに引き続いて晴海埠頭公園からQRVします。このときには50MHzの2エレを24KGのラジアル代わりHiで持って行っており、50MHzでもそこそこ飛ぶかな、という感触を得ていました。1エリアの場合局が多いですから、遠距離まで飛ばなくてもQSOsが伸びますもんね。
今回はアンテナを3エレに変更して再挑戦です。2エレと3エレではEs時の飛びにはそれほど違いが出ませんが、GWでは違ってきます。あとはNR22Lで28/144MHzという構成です。
宿泊先のホテルから晴海へは日比谷線で築地へ、そこから都バスです。乗る客少ないのでゆっくり座って行けます。
晴海に飛行船がいました。現在ここから遊覧飛行ができるみたいですね。バスを降りて展望台に行きましょう。晴海埠頭の奥にある公園の展望台に到着。ここで設営をはじめます。隅田川を挟んで向こうは竹芝桟橋です。
設営終了はスタート5分前。あわててコンテスト周波数で周波数確保を兼ねCQを出します。この時点で結構な数の局が出ていますね。9時になりましたのでコンテストスタートです。
3エリアのコンテストですとスタートダッシュで一気にQSOsが上がってゆくのですが、どうも出足鈍いです。最初の30分で20QSO。えっ?と疑いたくなる鈍さです。そういえば昨年の大島でも全然伸びませんでした。それではということで50.250から聞いてみるとそれなり参加局がいます。強い局に皆さん集まっているのでしょうか?
最初の1時間で35QSOです。10時を回っても同じペースです。都内局と都外で半々程度です。3エリアのようにダッシュがかからず、平均的なペースで進むのでしょうか?
沖合では東京消防庁の消防艇が出てきてデモ放水をやっていました。色のついた水も出してくれて面白かったです。なんでも40ノット出せる船も持っているらしいです。
11時台は少し144MHzに出てみました。こちらも50MHzに近い状態。30分で一段落したので50MHzに戻るとバズ音が出ています。Es出るかも知れませんね。
12時台になっても似たような感じです。CQを出すと何回かに1回呼ばれますから、なかなかQSYの踏ん切りが付かないです。根気が要るようです。
お昼過ぎに大島からジェット船が戻ってきました。昨日乗った夢のようです。ぶっちぎりで竹芝に突っ込んでくる姿はすっかりおなじみになりました。
午後に入り風が出るようになりました。かなり風が強くなりましたのでステーを張りました。
たまに愛知など遠くからも呼ばれますが、30QSO/h前後のペースのままです。Esも出なかったのか不発。ほぼ平均的なペースのままタイムアップとなりました。終了前になると閑散とする3エリアのコンテストとは随分様相が違いますね。9時から15時というコンテスト時間はちょうど良いと思います。徹夜しなくてもいいですし、定年後の方でも参加しやすいと思います。
これで引き上げてもいいのですが、片づけしながら430に出てみることにします。今年の4月から東京都の特別区はJCCの扱いになり、あまり局の出ない中央区ですから少し呼ばれました。
途中で小笠原からおがさわら丸が竹芝に帰ってきました。おがさわら丸は築地に船首を向けてお客を下ろし、逆進させながら方向転換して芝浦の整備場に向かいます。その間まわりの船が邪魔そうによけてゆきます。まさに巨象。ちなみにさるびあ丸ですと桟橋の前で器用に左ターンしてレインボーブリッジに船首を向けて停泊します。さるびあ丸って回頭性能の高いよくできた船だと思います。
430MHzは1時間ほど呼ばれて終了となりました。バスと地下鉄を乗り継いでホテルに戻り、本日は京成のお花茶屋で一杯。疲れた体にはよく効きますHi さすがに京成沿線はいい居酒屋が多いですね。
東京コンテストはねばり強く出ることでスコアが上がるタイプのようです。あとで解析したところ特別区では品川区と葛飾区がQSOできませんでした。300番台(島嶼:伊豆諸島と小笠原)はゼロでした。東京コンテストは同じ東京都内でも本土の町村は町村単位ですが、島嶼はJCG単位なんですね。
本日はコンテスト後のQSOも含め、28MHzで2局、50MHzで116局、144MHzで55局、430MHzで12局の計185局とQSOできました。皆様ありがとうございました。