11月26日付けのEmily Lakdawalla さんのブログに"Point Lake." から東方を望む画像が紹介されています。
Sol107にMastCam-100で撮影されたものですね。縦 28°、横 56°の範囲をカバーしています。
Curiosityは、現在"Glenelg"の端にいます。
"Glenelg"は、3つの明確に異なる岩のユニットが露出した場所だったので、Curiosityがわざわざ遠回りして立ち寄ることになった訳です。
上記の画像には、その3つの内の1つである"high thermal inertia" unit が見られるとのことです。
岩だらけで砂やダストは、ほとんど見られずいろいろな岩盤が露出していますね。
Emilyさんは、ここを「地質学者のパラダイス」と言ってます。
岩には、平行な層を見ることが出来ます。
地質学者がそばに行って、それらが語ることを読みとってくれるのを待っているようです。
Curiosityがこの情報の宝庫へ進むのが待ちきれないとEmilyさんは、言ってます。
しかし、見れば見るほどかなりデコボコしていて、Curiosityの走行性能が試されることになりそうです。
「単純な有機分子発見」とのことで、事実なら凄いことですね。
なにしろ、バイキングやフェニックスの無念を晴らしてくれたんですから。
しかし、過塩素酸塩が今まで邪魔していたとは...火星は本当にガードが厚いですねえ。
火星探査機「キュリオシティ」、単純な有機分子発見
http://japanese.ruvr.ru/2012_11_29/96202807/
http://mars.jpl.nasa.gov/msl/news/whatsnew/index.cfm?FuseAction=ShowNews&NewsID=1398
SAMでの分析結果が発表されていないので、3日の記者会見を期待を持って待とうと思います。