ESAのStarTiger projectで‘dropship’ (quadcopter)によるローバーの着陸テストが成功しました。
場所は、北ドイツにあるAirbus’s Trauen site に作られた40m×40mの敷地です。
そこは、危険な岩だらけの火星の風景を模した場所です。
‘dropship’ は、以下のことを完璧にこなしたとのことです。
・17mの高さに上昇
・所定の位置に飛ぶためにGPSと慣性システムを使用
・目的地まできたら、視覚ベースのナビゲーションに切り替え
・高度10mまで降下
・5mの手綱でローバーを吊るし下ろしてから、ゆっくりとローバーを安全な場所に着地させる
・自身は安全な高さまで戻る
‘dropship’ : ローターの直径が41cm、重量13.2kg(ローバー3.6kg込みの総重量約16.8kg)、最大飛行時間 約15分(電池容量による)
ビデオは、下記の画像をクリックしてください。
このチームは、 Airbus Defence & Space’s facility(Bremen, Germany)が主催して以下の組織から派遣されたエンジニアで組織されています。
・the German Research Center for Artificial Intelligence
・Portgual’s Spin.Works aeronautics company
・Poland’s Poznań University of Technology Institute of Control and Information Engineering
いろいろ研究がされているんだなーというのが事務局の感想です。
でも、気圧が低い火星でヘリコプターは・・・
使えると便利ですが・・・