火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

ハッチが閉じられました。

2010-06-03 23:45:36 | 520MARS


いよいよモスクワ時間で6月3日13時49分に6人のクルーが入った宇宙船のハッチが閉じられました。
来年の11月までの長い閉鎖実験の始まりです。
日本時間だと6月3日19時49分となりますね。

ヨーロッパのDiego UrbinaさんとRomain Charlesさん、ロシアの Sukhrob Kamolovさん、 Alexey Sitevさん、 Alexandr Smoleevskiyさん Mikhail Sinelnikovさんそして、中国の Wang Yueさんの6人です。

詳しくは、下記にて
http://www.esa.int/SPECIALS/Mars500/SEMLUB5XT9G_0.html

今回は、男性のみで構成されています。
男女が混じるとどういう効果があるかも知りたいところですが、今回はテスト条件を単純化しているのでしょう。
ISSでの経験などで、男女混合の効果はある程度データが採られているのでしょうね。
とにかく、6人のクルーの健闘を祈ります。
ワールドカップ見させてあげてください。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

将来の仲間を育てよう!

2010-06-03 23:04:18 | 520MARS
6月2日付けでESAのMARS500のサイトに今回のミッションで使用されるゲームが紹介されています。
以下の3点です。
①月着陸ゲーム
②Coloured trails game
③Mission Execution Crew Assistant(MECA)

詳しくは、下記にて
http://www.esa.int/SPECIALS/Mars500/SEMK215NL9G_0.html#subhead4

いづれも、ミッション中のクルーの心理状態を計る要素があります。
その中でも①月着陸ゲームは、娯楽性が強いようです。

②Coloured trails gameは、共同でゲームをやることでクルーの人間関係を測定できるようです。the Automatic Mental Health Assistant (AMHA)として使われているとの事です。
下記のような画面です。


③Mission Execution Crew Assistant(MECA)は、将来の深宇宙探査でクルーを助ける『ePartners』となるよう今回はデータの蓄積が行われます。
MECAは、南極のEuropeのConcordiaベースと国際宇宙ステーション(ISS)でのテストも予定してます。

下記は、MECAの最初の画面です。


下記は、Teacherの画面です。将来MECAは、ミッション全体を監督する教師の役割を担うようです。



人的データを収集する装置です。


ゲーム的な要素を使いながら新しいシステムのための情報収集をするということです。
真面目だけれども遊んでる感じですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする