火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

火星に植物工場を作る!

2019-02-08 11:01:14 | 植物工場

 (C)SEArch +による画像提供
https://www.nasa.gov/feature/langley/big-idea-challenge-2019-finalists-to-develop-planetary-greenhouse-concepts

NASAと国立航空宇宙研究所(NIA)は、「The 2019 BIG Idea Challenge: Marsboreal Greenhouse Design Challenge」で5つの大学チームを選びました。課題は、食料生産を主な目的として、生息地サイズの火星温室の設計、設置、および持続可能な運営のための革新的なアイデアを提供することです。効率的で安全な温室設計は、火星の任務だけでなく、長期の月の任務にも役立つ可能性があります。

下図は、火星の氷の家とそれを補完可能な温室を示す初期の火星前哨地の芸術家による完成予想図。
(C)Cloud AOによる画像提供
次のチームとプロジェクトが2019年のBIGアイデアチャレンジの最終選考者です。
  • ダートマス大学の
    技術、食事、レクリエーションのための展開可能な密閉型火星環境(DEMETER) 
  • マサチューセッツ工科大学
    バイオスフィア人工生命建築用超高層建築(BEAVER 
  • カリフォルニア大学デービス
    火星農業および植物科学(MAPS) 
  • コロラド州ボールダー、ハーバード大学、コーネル大学とハワイ大学マノア校の大学は
    火星人を餌:Marsboreal Bioregenerative食品庭の設計します 
  • ミシガン州、ペンシルベニア州立大学、パデュー大学、ウィスコンシンプラットヴィルのミシガン州立大学および大学の大学
    アイスホームの建築のための温室効果アタッチメント(GAIA) 

この挑戦で、NASAは火星のアイスハウスのユニークなデザインを補完する火星の温室デザインの新しい概念を求めています。火星の氷の家は初期の火星の前哨基地に必要な広い柔軟な作業スペースを提供する費用対効果の高い生息地の概念です。

今後数カ月間、上記5つの選ばれたチームは彼らの提案した概念の開発を継続して、テクニカルペーパーを提出し、そして彼らのデザインのプロトタイプを作成します。
その後、各チームは、2019年4月にバージニア州ハンプトンにあるNASAのLangley Research Centerで開催さる2019 BIG Idea Forumで、彼らの概念を発表する予定です。
 

各チームは6,000ドルの助成金を受け取り、NASAはフォーラムに参加する学生に最大5つの夏のインターンシップも提供します。

2019 BIGアイデアチャレンジの詳細については、下記にて
http://bigidea.nianet.org

*この「The 2019 BIG Idea Challenge: Marsboreal Greenhouse Design Challenge」は、アメリカの大学に関係がないと応募できないようです。
でも、こんな試みをやってたんですね!!どのようなプロトタイプ(試作モデル)が出てくるか!楽しみです。

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sharp山の成り立ちが・・・重力は語る!

2019-02-08 00:41:14 | MSL

(C)NASA / JPL-Caltech

https://mars.nasa.gov/news/8406/mars-buggy-curiosity-measures-a-mountains-gravity/

1972年にアポロ17号の宇宙飛行士は、バギーを月面で走らせ、特別な計器で重力を測定しました。
火星に宇宙飛行士は今のところ居ませんが、地球の賢い研究者たちのグループが彼らが操作している火星のCuriosityを月面のバギーと同じように重力測定に使えることに気づいていました。
Curiosityに重力計は搭載されていませんでしたが、加速度計とジャイロスコープを搭載しています。
それは、スマートフォンに搭載されているものと同じように働きます。スマートフォンを動かすと、これらのセンサーがその位置と向きを判断できます。Curiosityのセンサーも同じことを遥かに正確に行うことができます。
各ドライブの火星表面をナビゲートするのに重要な役割を果たします。
今回、科学雑誌Scienceで発表された論文「A surface gravity traverse on Mars indicates low bedrock density at Gale crater」には、Sol60(2012年10月6日)からSol1743(2017年7月2日)の約5年にわたるデータが使われています。
http://science.sciencemag.org/content/363/6426/535.full?ijkey=xakdRhWj7CWEE&keytype=ref&siteid=sci

その結論は、Sharp山がGaleクレーターの中でどのように成長したかについての一つの仮説について否定的なものでした。
その一つの仮説とは、Gale
クレーターがかつて堆積物で満たされていたということです。どれだけ埋め尽くされていたかは議論の余地がありますが、その考えによると、今のSharp山は、その堆積物が何百万年もの時間をかけて風などによる侵食によってできたというものです。
そこで今回の重力測定の結果が立ちふさがったわけですね。
Scienceで発表された論文によると、それらの岩石層の密度が予想よりはるかに低く、多孔質であり、Galeクレーターがかつて数kmの堆積物で埋まっていたという仮説に反証していることがわかりました。
Galeクレーターが堆積物で縁までいっぱいになっていた場合は、その堆積物の重量によってその下にある粒状の堆積物の多くの層を押し下げるか、または圧縮しているはずです。しかし、今回の論文の結論は、Sharp山の下層が半マイルから1マイル(1から2キロメートル)の堆積物の重力を受けた程度にしか圧縮されていないことを示唆しています - クレーターが完全に埋められた場合よりはるかに低い数字です。(仮説では、5km以上の堆積物と考えられていました。)
今回、Curiosityが測定したGaleクレーターの堆積岩の密度は、1立方メートル当たり1680±180キログラムでした。

下図は、Sol1743でのCuriosityの位置です。

(C)NASA/JPL-Caltech/Univ. of Arizona 

Sharp山の傾斜は、下図のとおりです。

(C)NASA/JPL-Caltech

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マルコは、何処へ!

2019-02-07 00:22:44 | InSight

InSightの着陸を見届けたキューブサット”MarCO(Mars Cube One)”が火星から遠く離れて連絡不通になったようです。
昨年末に沈黙してしまい、1ケ月以上が経過しています。
InSightの着陸を見届けた後に、火星と木星間の調査をする予定だったそうですが、、、研究者は、がっかりです!
https://mars.nasa.gov/news/8408/beyond-mars-the-mini-marco-spacecraft-fall-silent/?site=insight

日本語の記事は、sputnikさんで、こちら
https://jp.sputniknews.com/science/201902065891313/

下図は、MarCO-B(WALL-E)がInSightと一緒に火星へ向かって接近している時に撮影した画像です。

(C)NASA / JPL-Caltech

軌道計算に基づいた推定によると、MarCO-B(WALL-E)は、現在火星を過ぎて100万マイル(160万キロメートル)以上離れており、MarCO-A(EVE)は、火星を過ぎてさらに約200万マイル(320万キロメートル)離れています。
現時点では、2機のMarCOと再び連絡がつくことはないと考えていますが、今年の夏にMarCOと連絡を取る試みをする予定です。
それまで、MarCOたちのバッテリやシステムが保つかどうかは、悲観的ですね。

しかしながら、今回のMarCOの働きのおかげで今後もキューブサットの活躍の場が広がっていくようです。
コストも格段に安くなるので、政府機関だけでなく民間企業でも宇宙開発に乗り出しやすくなるということです。

*NPO法人でも自前の探査機を飛ばせるようになるかも・・・

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収まった!地震計SEIS

2019-02-06 00:33:25 | InSight

Insightの地震計SEISが収まるべき場所に収まったと・・・
昨年の12月19日に地震計を火星の地表面に設置して調整を続けてきましたが、計器が正確なデータを集めるのを助けるために地震計を「Wind and Thermal Shield」で下図のように覆いました。
これで、火星の風と気温変化に影響されないで火星内部の調査に専念できますね!
詳しくは、下記サイトにて
https://mars.nasa.gov/news/8407/insights-seismometer-now-has-a-cozy-shelter-on-mars/?site=insight

(C)NASA / JPL-Caltech

地球で地震計は、地下約1.2 mに埋められていることが多いようで、温度を安定させるのに役立ちます。
InSightは火星上で、その地震計を保護するためにいくつかの対策をします。
風と熱のシールドは防御の第一線です。
防御の2番目のラインは、火星表面の野生の気温の変動を補正するために特別に設計されたSEISそのものです。
地震計は、一部の部品が伸縮するにつれて、他の部品が反対方向に伸縮してこれらの影響を部分的に相殺するように設計されています。さらに、この機器はチタン製の球体に真空シールされています。
この球体は敏感な内部を断熱し、温度の影響を軽減します。
しかし、それだけでは十分ではありません。球体はさらに別の断熱容器 - SEISの展開中に見える銅色の六角形の箱 - に囲まれています。
この箱の壁は、空気を閉じ込めて動かないようにするセルでハニカム構造になっています。火星はこの断熱材に優れたガスを供給します。その薄い雰囲気は主に二酸化炭素で構成されており、低圧では特に熱伝導が遅くなります。

これら3つの絶縁バリアにより、SEISはデータに入り込むノイズから十分に保護されています。
最後に、火星環境からのさらなる干渉の大部分は、InSightの気象センサーによって検出され、その後ミッション科学者によって修正されます。

InSightのチームは、次のステップの準備をしています。
熱流と物理特性パッケージ(
HP 3と呼ばれる熱流プローブを火星表面に配置することです。
それは来週やってくれるようです。

*着々と準備が進められてますね!

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沈黙のオッピー!復活なるか!

2019-01-31 16:04:15 | MER

Opportunityは、2004年1月24日にMeridiani Planumに着陸し、この15年間で45km以上を走り回って精力的に調査をしてきました。
でも、火星生活16年目に突入した今は、昨年の砂嵐発生の影響で2018年6月10日に連絡があったきり地球と連絡が取れていません。

NASAは、Opportunityへの呼びかけを今年1月以降中断していましたが、Opportunityの復活を信じて、地球からの呼びかけを再開することにしました!!

*オッピーの復活を祈ってます。

下図は、Opportunityへの呼びかけを行うコマンドセットを送信するために使用されるアンテナです。
アメリカ、カリフォルニアのモハーベ砂漠にあるThe Goldstone Deep Space Communications Complexにあります。

(C)NASA/JPL-Caltech

記事は、こちら
https://www.jpl.nasa.gov/news/news.php?feature=7318

GIZMODOさんの日本語記事
https://www.gizmodo.jp/2019/01/wake-up-oppy-nasa-sends-new-commands-to-mars.html

Opportunityの火星滞在15周年の記事
https://www.jpl.nasa.gov/news/news.php?feature=7317

昨年9月ころのOpportunityの様子は、当ブログ「天気晴朗なれど、応答なし」で確認できます。

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火星のブルーベリー>ここから始まった!

2018-12-12 00:28:09 | MER

15年前にOpportunityがメリディアニ平原で見つけたブルーベリーによって、遥か40億年~38億年前の火星に厚い二酸化炭素の大気が存在し、温暖湿潤であったことを裏付けてくれました。
下図は、2004年2月8日にOpportunityがメリディアニ平原で撮影したブルーベリーです。

(C)JPL-Caltech/Cornell/USGS

https://mars.jpl.nasa.gov/resources/6929/martian-blueberries/

下記資料に詳しくまとめられています。名古屋大と高知大の日本の研究者が中心となり、モンゴルと英国の地質調査研究所も巻き込んだ力作です。

http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/20181212_num.pdf#search='%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%AE%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97+%E5%9C%B0%E7%90%83+%E7%81%AB%E6%98%9F+%E3%80%8C%E7%90%83%E7%8A%B6%E9%89%84%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%80%8D'

Opportuntyが発見したブルーベリーと呼ばれる球状の物質は、地球上でも鉄コンクリーションとして米国のユタ州で発見されており、さらにモンゴルのゴビ砂漠からも同様の鉄コンクリーションが発見されました。さらにこの3つは、同じメカニズムで形成されることが確かめられたとのことです。

<鉄コンクリーションの形成>
・炭酸カルシウムの球状コンクリーション
・上記の球状コンクリーションが地層中に浸透してきた酸性の地下水との中和反応によって球状鉄コンクリーションが形成された。
・火星のブルーベリー(鉄コンクリーション)も同様の反応で形成された可能性が高い。
・火星のブルーベリーは、火星環境の謎を解く遺物と考えられる。

*コンクリーションとは:下記より(堆積物砕屑粒子間の隙間に鉱物が析出・充填することによって凝結したものを指す。)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

Science Advancesの論文は、下記にて 

Fe-oxide concretions formed by interacting carbonate and acidic waters on Earth and Mars
http://advances.sciencemag.org/content/4/12/eaau0872

*私は、地質に関して詳しくはないですが、資料等を見ながら読んでいて、ワクワクしました!

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Sols 2163-2256:Vera Rubin Ridge頂上の困難(コンピューター編)

2018-12-11 22:48:44 | MSL

Curiosityの情報更新を米惑星協会のEmillyさんが纏めてくれていますので、メモします。

http://www.planetary.org/blogs/emily-lakdawalla/2018/curiosity-update-sols-2163-2156.html

この数カ月間の期間は、Curiosityミッションにとって挑戦的なことでした。しかしチームの努力と固執は彼らが主要なコンピュータ異常から回復して、そしてVera Rubin尾根で科学目標を進歩させるのを見ました。好奇心は、Sol1809以来4つの異なるタイプの岩を掘ることを試みて、尾根を探求していました尾根岩は掘削が困難であることが証明されていますが、作業はほぼ完了しています。Sol2224にHighfieldの3番目に成功したドリルサイトで、彼らは最後の尾根への挑戦、とりわけ赤い岩のドリルサイトに取り組む準備ができています。

最初にコンピュータの問題について説明し、次に科学的な操作に関する最新情報を提供します。しかし、私がそれらのことのうちのどちらかをする前に、ただ楽しみのために:下図は、ダストでビルの群れのビデオ!Galeクレーターでは風が強くなっています。

下図は、Sol2215でのダストデビル

Galeクレーター、ゾル2215でほこり悪魔 (C)NASA / JPL /フレッド

好奇心は定期的に地平線の火星の景色を見渡し、ちりを大気中に持ち上げる一時的な出来事を探すために一連の画像を撮ります。Sol2215(2018年10月30日)に、運が良く、何枚かのダストでビルが視野を横切った。このアニメーションでは、静止した風景からの変化を強調するように画像が処理されているため、見つけにくいほこりの悪魔がより見やすくなります。アニメーションは約30分です。

そして、下図がPhil Stookeさんによる最新の地図で、このブログ記事のコンテキストを提供しています。このアップデートにおけるCuriosityの活動はすべて左下隅で行われました。

(C)NASA / JPL / UA / Phil Stooke
PHIL STOOKEの好奇心経路図:ヴェラ・ルビンでのドリルのための移動、Sol2053-2250

①B-side computerの異常

Sol2172(2018年9月15日)、技術者はローバーが奇妙な振る舞いをすることに気付きました。保存された科学データやエンジニアリングデータが送信されませんでした。ローバーは完全に健全で、重要なシステムを実行しても問題はありませんでしたが、後で検索できるようにデータを格納しているメモリの一部にアクセスできなくなりました。ローバーのメモリのその部分のデータ構造が破損しており、ローバーはそれにアクセスできませんでした。これは明らかに科学にとって深刻な問題でしたが、幸いローバーの安全性を脅かすことはありませんでした。

それでも、ローバーが後で検索するために情報を保存できなかったという事実は、問題を解決することを非常に困難にしました。ミッションは、最善の行動はバックアップコンピュータと交換することであると判断しました。バックアップが行われると、(以前の)メインコンピュータのトラブルシューティングが可能になります。A側のコンピュータのフラッシュメモリに深刻な問題が発生したとき、好奇心は、Sol200からずっと、ほぼ2000Solの期間、B側のコンピュータを使用してきました。Sol772までは、Bサイドコンピュータのバックアップとして使用するためにAサイドコンピュータを再認証する必要がありました。ソフトウェアパッチにより、Aサイドコンピュータがフラッシュメモリの半分を使用するのを防ぎます。

好奇心はSol 2204に限られた操作に戻り、Sol 2216でチーム全員で科学計画を再開しました。チームがしなければならなかったとんでもない量の仕事と彼らがどれほど慎重にやらなければならなかったかを考える - ローバーをA側のコンピューターに戻す。一方、Sol 200の異常とは異なり、B側のコンピュータは、A側のバックアップとして使用できます。好奇心はB側の上で安全に実行されるでしょう、それはちょうど科学をすることができないでしょう。

地球外の惑星でローバーとコンピューターを交換することの難しい詳細を楽しんでいるあなたのために、私がプロジェクト科学者Ashwin Vasavadaと話すことから学んだことを読んでください。それ以外の場合は、この更新のサイエンスオペレーションのセクションに進んでください。システム管理者、あなたはこれを好きになるでしょう。

非常に遠くからのコンピュータのトラブルシューティング

A側のコンピュータを回転させるのは、単に電源を入れるだけでは困難でした。1つの理由は、2台のコンピューターが異なるセットの重要なハードウェアに接続されていることです。特に、2台のコンピューターは、ローバーのマストにあるNavcamsとローバーの腹にあるリアおよびフロントのHazcamという2つのまったく異なるエンジニアリングカメラに接続されています。5地球年以上の間、A側コンプーターはカメラのどれの光子を見ていませんでした。彼らは電源を入れて自分のペースを通り抜けなければならず、彼らの画像は古いキャリブレーションモデルと照合しました。

 (C)NASA / JPL
CURIOSITYのカメラの位置

Curiosityのすべてのカメラの位置:2台のMastcams。Chemcamリモートマイクロイメージャー(RMI)。左右のNavcams(上から順に、着陸から使用されるセットA、下から、A側の異常の後に使用されるセットB)。左右の前面のHazcams(ABAB順で、ペアAのビューはペアBのわずかに右側にシフトされていますが、重なっています)。左右のリアHazcams(ペアAが左舷側にあり、ペアBが右舷側にあるため、ペアAの視点はペアBの視点に対して右にシフトしています)。

ローバーは、自律ナビゲーションや、手を伸ばして火星に触れる腕の操作を計画するためにNavcamsとHazcamsを使用しているため、視点がわずかにずれたときに問題になります。(具体的に言うと、CuriosityがB側からA側に切り替わると、Navcamの視点は4.8 cm上に移動し、前面のHazcamの視点はローバーの右側に8.2 cm移動し、背面のHazcamのビューは移動しましたローバーを1メートル左に移動します。)

ずっと前に、ソル200の異常の後に最後のコンピュータ交換が行われたとき、エンジニアはB側Navcamsが自律ナビゲーションを特に難しくしている彼らのポインティングにおいて奇妙な温度依存幾何学効果を経験したという不快な発見をしました。A側に切り替えることにした今、彼らはA側のカメラが同じ問題を持っていないことを確信できませんでした。 5年間の間に変化したかもしれません。それで彼らはそれらがそれらのカメラのために移動局のナビゲーションソフトウェアに温度依存性を書く必要がないことを確かめるために1Sol(1火星日)分の温度変動を通してA側のカメラのテストをしなければなりませんでした。そのために、Sol2209に彼らはカメラの各ペアで14セットの画像を撮った2209そしてSol2210上の早朝に、さらに8セット、を撮りました。ありがたいことに、これらのテストでは、Navcamsはうまく機能していて、ナビゲーションに影響を与えるような温度に依存するポインティングがないことが示されました。

(C)NASA / JPL /ショーンドラン
REAR_HAZCAMの一日

好奇心はSol2209と2210(2018年10月23-24日)に24時間にわたってこのアニメーションのために画像を撮りました。エンジニアは火星の気温変化に対するカメラの反応を日中から夜間までテストしていました。(気温は日中から夜間にかけて温度差約70度ほど異なります。)

次に、エンジニアはA側のコンピュータの更新に気を配らなければなりませんでした。それはすでに最新版のオペレーティングシステムを実行していましたが、2000 solsに相当する設定ファイルの更新を逃していました。これらのファイルには、過去2000solsですべての異なる機器用に開発されたすべての観測シーケンスとルックアップテーブルのようなものが含まれています。エンジニアはB側のコンピュータで必要なファイルパーティションにアクセスできないため、あるコンピュータから別のコンピュータに設定ファイルを単純にコピーすることはできませんでした。ローバーコンピュータは、ハードウェアの側面を制御する何百もの個々のパラメータも格納します。A側のコンピュータは、まだメモリにこれらを持っていましたが、そのメモリはSol200以来更新されていませんでした。これらのどれもが個々にチェックされなければなりませんでした。

すべてのチームは、ローバーにアップロードしたすべてのものを調べて、不足している設定ファイルをリカバリチームに提供する必要がありました。その後、リカバリチームはそれらをパッケージ化してA側コンピュータにアップロードする必要がありました。これは、簡単に言うと、素早いプロセスではなく、Ashwinはチームの作業を高く評価しました。「JPLベースのプロジェクト科学者として、世界中の科学者がこれらの課題に取り組んでいるのを見るのは本当に楽しいです。異常対応チームには、現在のローバーエンジニアだけでなく、ローバーの開発に携わったことがある何人かの人々も含まれています。 JPLの他のプロジェクト (これらの余分な人々の大部分は現在彼らの現在のプロジェクトに戻ってきており、そしてそれは現在のCuriosityエンジニアに戻ってB側コンピュータの診断を続けている。)

エンジニアは、失われた日々が科学への打撃であることを十分に知っているので、より簡単な機能(REMS、RAD、およびDAN機器による環境モニタリングなど)により、科学調査にできるだけ早く戻ることができると示唆しました。 )最初にオンラインに戻り、他の機能をゆっくりと立ち上げます。エンジニアは、環境科学を再びSol2204で進め、REMSとRADの環境記録に32-solのギャップを残しました。フルサイエンスはSol2216から再開しました。チームは、介在する週の間に風が作業スペースからほこりやドリルの尾鉱を洗い流し、試みられたドリルの場所が著しくきれいになったことを発見しました。ここで概要の鮮明さに感銘を受けました。

(C)NASA / JPL / MSSS
インヴァネスで試みたドリルサイト
好奇心は、Sol2170に、ヴェラ・ルービン尾根の「灰色のジュラ」部分の場所であるインヴァネスで掘削を試みました。ドリルは非常に硬い岩を突き抜けませんでした。次に、探査車はSol2172でコンピュータ異常に苦しみました。掘削場所のこの写真は、Sol2217で通常の科学操作に戻った後に撮られました。掘削と写真を分けた45のSolでは、風はドリルサイトからすべての粉を吹き飛ばしました。ドリルのくぼみの幅は約16ミリです。

インバーネスのすぐ隣にあるローバーは、グランジという名前の魅力的なターゲットの下図の写真を撮りました。一体何がそれらの小さな黒い結節ですか?ChemCamがこのスポットを作って見つけた結果が待ちきれません。Lossiemouthという名前のMAHLIターゲットにも同様の機能があります

(C)NASA / JPL / MSSS /ポールハモンド
グランジ、ミネラルクリスタルのターゲット、好奇心ゾル2217
好奇心はSol2217試みられたドリルサイトthe Invernessの近くでこの写真を撮りました。グランジは面白い暗い色の結晶を含みます。

エンジニアはSol 2218で短いテストドライブをし、Sol 2221で視覚的オドメトリー(走行距離走行の自律的チェック)を使って再開し、Sol 2222でLake Orcadieにぶつかりました。Sol 2221で総任務走行距離が20キロメートルを超えました。

私がマイルストーンについて話している間、ローバーはSol2210でSpiritの活動Solを超えました。Curiosityは、今、火星探査ローバーで史上2番目に長い寿命となりました。

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ポーラー!聞いてくれ、火星の風だ!

2018-12-09 00:04:50 | InSight

Insightから火星の風による振動の音が送られてきました。風速は、5~7メートルとのこと。
Insight搭載のSEIS(地震計)と気圧計による観測ですね。
*SEIS(地震計:火星内部活動の震動および他の活動の正確な測定)

初めての火星からの音です。下記サイトで聞いてみてください。
InsightのHPです。
https://mars.nasa.gov/news/8397/nasa-insight-lander-hears-martian-winds/?site=insight

youtubeです。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=yT50Q_Zbf3s

日本語の記事
NHK:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181208/k10011739741000.html

CNNの記事:https://www.cnn.co.jp/fringe/35129837.html

でも、マイクロフォンによる直接的な音ではないことが少し残念です。
そして、1999年1月に打上げられて、12月に火星着陸を目指して火星大気圏に突入後、着陸に失敗したMars Polar Lander のことを思い出しました。
そのマイクロフォンは、米惑星協会が作成したものだったのです。
Mars Polar Landerの概要:https://mars.nasa.gov/msp98/lander/fact.html
Mars Polar Landerのマイクロフォン:https://mars.nasa.gov/msp98/lidar/microphone/index.html

下図は、Mars Polar Landerと思われる火星地表面の画像

(C)NASA / JPL / MSSS

失敗の原因は、失敗学会のこちらの記事で。
コスト削減で火星探査機が消失」http://www.shippai.org/fkd/cf/CA0000640.html

でも、次のアメリカの火星探査機MARS2020に2つのマイクロフォンが搭載される予定です。
待ち遠しい!

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隕石自認

2018-12-05 00:14:15 | MSL

Sol2245-2246のMissionUpdatesによりますと、Curiosityが光るものを見つけましたね!
早速、 "Little Colonsay." と名前が付けられました。
隕石ではないかと考えて、調査をするとのことです。

Image taken by the ChemCam RMI on sol 2242 of target "Little Colonsay," a potential meteorite.

https://mars.jpl.nasa.gov/msl/mission/mars-rover-curiosity-mission-updates/?mu=sol-2245-2246-hunting-shiny-things

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やったあ!!見事な着陸でした。

2018-11-27 23:28:42 | InSight

InSightがElysium平原に無事着陸しました。
着陸時間は、11月26日11:52 PST(11月27日4:52 JST)です。
Phoenixでの実績があるとは言え、見事な着陸でしたね!
地球を出発してから約7ケ月間、4億8千万kmの旅でした。
今回の新しい試みであるCubeSats のMarCOもInSightの大気圏突入から着陸までをしっかりフォローしてその役割を果たしました。
これからは、OdysseyがInSightと地球の橋渡し役となります。
それにしても、いつもながら凄い喜びようでした!

(C)NASA/B. Ingalls. 

https://mars.nasa.gov/news/8392/nasa-insight-lander-arrives-on-martian-surface/?site=insight

そして、下図がInSightから送られてきた火星の画像です。
太陽パネルが無事展開しました。

(C)NASA / JPL-Caltech

https://mars.nasa.gov/news/8393/insight-is-catching-rays-on-mars/?site=insight

InSightは、Phoenixと同型機ですが、わずかに大きくなっています。これらの変更は、活動期間が1火星年(2地球年)を予定しているため必要でした。
*Phoenixは、火星のひと夏の活動のみでした。

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すべて順調!TCM6の必要なし!

2018-11-22 18:18:27 | InSight

いよいよInsightが火星に近づいて来ました。
現在、18:14時点で火星までの距離が722,138kmで到着時間が4日10時間40分と言う感じです。

https://mars.nasa.gov/insight/

10月24日に当ブログでお知らせしたように同伴しているMarCOが計画通り働いてくれると、InsightのEDLと着陸の様子がリアルタイムで中継されることとなります。

リアルタイムと言うことは、火星から地球までの通信時間が8分7秒掛かりますので、そのタイムラグで知ることができるということです。
この凄いところは、大気圏突入から着陸までタイムラグなしで実況されると言うことです。
今までには、無かったことです。
(今までは、火星大気圏突入が分かってから後、着陸してから送られてくる画像を確認するまでのなんともいえない空白の時間がありました。)
Insightは、順調に飛行しているということで、着陸22時間前に予定されている軌道調整(TCM6)を行わない予定だそうです。
NASAは、自信を持っていますね。
*TCM:Trajectory Correction Maneuvers

下記が10月26日(PST)にJPL Mission ControlがInsightのクルーズステージ分離から着陸までのイベントに関する信号を受信する時間です。

  • 11:40 am PST(27日4:40 JST) - 火星までInsightを運んだクルーズステージからの分離
  • 11:41 am PST(27日4:41 JST) - 大気進入のために宇宙船を適切に向ける
  • 11:47 am PST(27日4:47 JST) - エントリー、降下および着陸フェーズを開始する約12,300 mph(19,800 kph)での大気進入
  • 11:49 am PST(27日4:49 JST) - 減速、保護熱シールドのピーク加熱は約2,700°F(約1,500°C)に達し、
  • 15秒後 - ピークの減速、強烈な加熱により無線信号に一時的なドロップアウトが発生する可能性がある
  • 11:51 am PST(27日4:51 JST) - パラシュート展開
  • 15秒後 - 熱シールドからの分離
  • 10秒後 - ランダーの3脚の展開
  • 11:52 am PST(27日4:52 JST) - 地面までの距離を感知するレーダーの起動
  • 11:53 am PST(27日4:53 JST) - レーダー信号の最初の取得
  • 20秒後 - バックシェルとパラシュートからの分離
  • 0.5秒後 - retrotockets、または降下エンジンが発射を開始する
  • 2.5秒後 - 着陸のための正しい方向に着陸させるための「重力ターン」の開始
  • 22秒後 - InSightはソフトランディングのために一定速度(17mphから一定の5mph、または27kphから8kphまで)に減速し始めます
  • 11:54 am PST(27日4:54 JST) - 着陸、火星の地表面に到着
  • 12:01 pm PST(27日5:01 JST) - InSightのXバンドラジオから「ビープ音」を直接地球に戻し、InSightが無事に、火星の地表面で機能していることを示します

午後12時04分(27日5:04 JST)、火星表面上のInSightからの最初の画像

午後5時35分(27日10:35 JST) - Mars Odysseyによるソーラーアレイを展開したInSightの確認

ーーーーーーーーーー以上、EDLイベントーーーーーーーー

記者会見は、NASA_TVなどで配信されます。https://www.nasa.gov/multimedia/nasatv/#public

11月26日3:00から 着陸前最終記者会見

11月26日6:00から NASAソーシャルスピーカープログラム

11月26日8:00-12:00 Insightのライブショット(メディアチャンネル)

11月27日4:00から InsightのEDLライブ放送

11月27日7:00から 着陸後の記者会見

詳細は、惑星協会のEmilyさんのブログが分かりやすくまとめられています。
http://www.planetary.org/blogs/emily-lakdawalla/2018/mars-insight-landing-preview.html

着陸地点の概要
https://mars.nasa.gov/insight/timeline/prelaunch/landing-site-selection/

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MARS2020の目的地が決まった!

2018-11-21 20:31:44 | Mars2020

NASAは、Jezero CraterをMARS2020の着陸地として決定しました。
調査に5年が掛かりましたね。
その間、精鋭チームと惑星科学コミュニティによって
60以上の候補地点のすべてが調査・検討されてきました。
調査候補地点は、こちら
https://www.nasa.gov/sites/default/files/atoms/files/exploration-zone-map-v10.pdf

MARS2020着陸地のNASAの記事は、こちら
https://www.nasa.gov/press-release/nasa-announces-landing-site-for-mars-2020-rover

下図が、Jezero Craterです。

(C)NASA/JPL/JHUAPL/MSSS/Brown University

いよいよ2020年7月から生命探査と有人探査へと繋がる新しいステージの始まりとなります。
MARS2020は、Galeクレーターで活動中のCuriosityの兄弟です。
ローバーの基本骨格などが同一のもので、そこに今回の探査活動に必要な機器・装備が搭載されます。
また、着陸システムはCuriosityと同じ「スカイクレーン方式」です。
Jezero Craterで採取した貴重なサンプルをMARS2020以降のミッションで地球に持ち帰ることが計画されていますので、ここが火星探査の次の10年のステージとなります。

(C)NASA

Jezero Craterは、火星の赤道のすぐ北にある巨大な衝突盆地のIsidis平原の西端に位置しています。
Isidis平原の西側は、火星で最も歴史的で科学的に興味深い風景などが知られています。ミッションの科学者は、かつては古代の川のデルタであった直径45キロメートルのこのクレーターが、古くからの有機分子や微生物生命の可能性のある兆候を留めている事を期待しています。
 

Jezero Craterの古代(Noachian)の湖のデルタシステムには、過去の生命の痕跡を残す可能性の高い粘土や炭酸塩など、少なくとも5種類の岩石の有望なサンプリングターゲットが多数存在しています。さらに、大規模な流域からデルタに運ばれた物質がクレーターの内側と外側にさまざまなミネラルとして存在している可能性があります。

(C)NASA

https://www.nasa.gov/feature/jpl/scientists-shortlist-three-landing-sites-for-mars-2020

惑星協会のEmillyさんのブログでも詳しく書かれています。
http://www.planetary.org/blogs/emily-lakdawalla/2018/jezero-landing-site-mars-2020-rover.html

火星の地質年代については、下記を見てください。
何年前かと言う年代については、諸説あるようです。

米惑星協会:http://www.planetary.org/blogs/emily-lakdawalla/2013/10251246-noachian-hesperian-amazonian.html

臼井寛裕氏:https://www.cps-jp.org/~mosir/pub/2012/2012-02-13/03_usui/pub-web/20120213_usui_01.pdf#search='%E7%81%AB%E6%98%9F%E3%81%AE%E5%9C%B0%E8%B3%AA%E5%B9%B4%E4%BB%A3'

サラリーマン宇宙を語る:http://www.astronomy.orino.net/site/kataru/solar_system/mars/mars_epoch.html

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火星の日の出の音楽!!

2018-11-12 18:14:14 | 火星画像

(C)NASA/JPL-Caltech/Cornell/Arizona State Univ./Texas A&M

Opportunityは、2004年1月25日(UTC)に火星に着陸日しました。
そして、上記の画像は、Sol5000になった数時間後の4999番目の日の出です。
2018年2月15日撮影(UTCでは、16日:金曜日早朝となるようです。)
この画像を使って、火星の日の出の音楽が作られました。
作成者は、アングリア・ラスキン大学のDr. Domenico VicinanzaとDr. Genevieve Williamsの二人です。
日の出の音楽の作成方法は、画像の画素を左から右へスキャンして、その明度や色の情報と標高を組み合わせたデータを音楽にしたそうです。

*ぜひ、下記サイトで音楽を聴いてみてください。
私は、上記の写真の色調と雰囲気にマッチした重厚な厳しい環境を伺わせる音楽に身の引き締まる思いで聞きました。

ネタ元は、phys.orgの11月9日の記事です。

https://phys.org/news/2018-11-scientists-capture-sunrise-mars.html

techcrunchの日本語のニュース

https://jp.techcrunch.com/2018/11/10/2018-11-09-listen-to-the-music-of-a-martian-sunrise/

OpportunityのSol5000に関するNASAの記事は、こちら
https://www.nasa.gov/feature/jpl/5000-days-on-mars-solar-powered-rover-approaching-5000th-martian-dawn

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1,280万km先に、火星が!

2018-10-24 12:14:44 | InSight

(C)NASA / JPL-Caltech 

上図は、InSightと同伴しているCubeSatsのMarCOが10月3日に初めて火星を撮影したものです。
火星までの距離が1,280万kmです。はるばる3億9,900万kmを飛んできました。
InSightの着陸を見届けるために、
あと8,500万kmを飛行しなくてはなりません。

https://mars.nasa.gov/news/8377/nasas-first-image-of-mars-from-a-cubesat/?site=insight

MarCOは、InSight打上時に同じロケットで打上げられて、InSightと同伴して単独で火星を目指して飛行しています。
その、目的は、InSightの着陸後の情報を素早く地球に届けることです。
InSightが大気圏突入してEDL(突入、減速、着陸)の情報は、MRO(マーズ・リコネイサンス・オービター)が担当します。
その補助をMarCOが担うというわけです。

MarCOに関しては、下記サイトで
https://www.jpl.nasa.gov/cubesat/missions/marco.php

下図は、MarCO-Aと-Bの2機の勇姿です。
今回のデモンストレーションミッションが成功すれば、将来の火星ミッションでの大気突入とタッチダウンの間の大変重要な数分間を自前で通信することが可能になります。

(C)NASA / JPL-Caltech

基本的なCubeSatユニットは、約10センチメートル四方の箱です。
MarCOは、6ユニットのCubeSatです。
2つのMarCOは、約36.6センチメートル×24.3センチメートル×11.8センチメートルの収納サイズを有するとのことです。
こんな小さなCubeSatで4億8,400万kmも飛行して、火星で一仕事するなんて・・・凄い!と思います。

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Bagnold砂丘の調査結果

2018-10-23 23:14:58 | MSL

(C)NASA/JPL-Caltech/MSSS
https://mars.jpl.nasa.gov/msl/mission/mars-rover-curiosity-mission-updates/?mu=recap-of-the-bagnold-dune-investigation

CuriosityがSharp山(Galeクレーターの中心にある)を登っていくにつれて、遭遇する岩石には変化する環境条件の証拠が含まれています。マレー地層の細粒泥岩は、湖が過去に存在していたことを私たちに示していますが、スティムソン層の砂岩は古代の砂丘地帯の証拠です。

2015年から2017年にかけて、Sharp山の北西側の長さ35 km、幅1〜2 kmのBagnold砂丘地を横断しました。
科学者が別の惑星で活動的な砂丘システムを調査したのはこれが初めてです。
火星の秋/冬に、2つのバルカン(Barchan)砂丘を調査しました。バルカン砂丘は三日月形で、一方向に吹く風によって、そして堆積物の供給が制限されているときに形成されます。
その後、火星の夏の間に、我々は線形(Linear)砂丘を調べた。線形砂丘は、より豊富な堆積物の供給を伴う、2方向に吹く風によって形成され、非常に長くなることがあります(地球上では、それらは長さ160マイルに達することがあります、例えば、Namib Sand Sea、Namibia)。


Curiosityは、この2つのキャンペーンで彼女の正式な名前 "火星科学研究所"に恥じない働きをしました。
そして、観測と測定のために工学カメラ(NavcamとHazcam)を加えました。最近発表された一連の論文(下記参照)の中で、私たちはこれらの結果を提示し、Bagnold砂丘のあらゆる面を見ています。

砂丘地帯を横断するたびに、また停止するたびに、MAHLIChemCamMARDIMastcamNavcam、およびREMSを使用して、砂丘の物理的な特性(粒径、粒子の移動速度、および全体的な地形形態など)を観察しました。 。夏と比べて秋から冬にかけては風が弱く砂の移動が少ないなど、風の活動レベルに違いが見られました。塵埃含有量(APXSで測定して硫黄、塩素、亜鉛のレベルで表示、濃度が高いほど塵埃の含有量が多いことを示します)は、観測された放射能レベルが夏季に調査された線形砂丘で高かったことを示します。秋/冬の間に調査されたバルカン砂丘の低い。

APXS、ChemCam、CheMinDAN、およびSAMを使用して、砂の化学組成、鉱物学および揮発性成分を測定しました。APXS運用チームの一員としての私の役割は、分析されたサンプルの組成の評価、barchanと線形砂丘の比較、および以前にOpportunity rover(Meridiani Planum)およびSpirit(Gusev Crater)によって分析された砂です。玄武岩質バニョルド砂は、バルカン砂丘と線形砂丘の間で、また砂丘内の場所によっても、鉱物学と化学の微妙な変化を示しています。例えば、波紋の山はより粗粒でマグネシウムとニッケルが多く含まれていましたが、線形砂丘内の山以外の砂はクロムが多く含まれていました。これらの変動は、選別プロセス、または地元の岩盤源からのわずかな濃縮を反映している可能性があります。

Bagnold Dunesの旅は、風がどのようにして現代の火星の景観を形作るか、そして吹き飛ばされた材料の性質を、アクティブなBagnold砂丘と古代火星砂丘の両方の形でStimsonのような単位の岩として保存する方法の理解を深めるのを助けました。

AGU Journals:
    - Investigations of the Bagnold Dune Field, Gale crater ›
    - Curiosity at the Bagnold Dunes, Gale Crater: Advances in Martian Eolian Processes ›

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